2023年8月11日

朝7時始業は早すぎだった。前日に使えるルートがないか調べたが、平日なのにバスが全然ない

どうせよく晴れているだろうと思って、6キロ歩いて通勤することにした。出発は5:50分で、まだ涼しく晴れていて歩きやすかった

2リットルの魔法瓶が重いのが気がかりだが、歩いているのは妙に気分が良かった。ただし時間が全然ない

1時間5分急いで歩き通しで、ようやく7時5分前に目的地に着いた。あんなに急いだのに5分しか余裕がないのはきつすぎた

事務所の親父に挨拶して、すぐに冷蔵庫から魔法瓶に詰める飲料を取り出そうとした。麦茶がなくて、よく冷やした濃いお茶しかなかった。

不満があるが選んでる暇はないので、2リットルペットボトルを魔法瓶に移し替えようとした。全然キャップが開かない。全力で指先に力を入れても、ペットボトルの蓋が硬すぎて回る気配がない

リュックサックから汗拭き用のリネンお手拭きを取り出すと、蓋に巻いて摩擦力を高めてこじ開けようとした。すっげえ力を入れてようやくペットボトルの蓋が回った。勢いよくペットボトルのお茶が吹き出てしまった

何が起きてるのかわからなかったが、多分このペットボトル未開封のまま冷凍庫で凍らせて、そのあと冷蔵庫で解凍したと予想した。ペットボトルの細い口が、ぶっちぎれるんじゃないかと思うほど力を要したのだ

急いで魔法瓶にお茶を入れ替えて、リネンのお手拭きで地面を吹いた。大幅に体力と時間をロスした。ハイエースで出発前にリネンタオルを水道で洗いなおした。このままリュックに詰めるわけにはいかないので、農家みたいに顔に巻いて帽子をかぶった

これがすごく良かった。頭部がひんやりする上に乗車中の熱射をちょうど防いでくれる。怪我の功名というかなんでこれをやらなかったと後悔するほどだった

1時間くらい最初のお宅に向けて親父の運転に乗車した。顔に巻いたタオルが徐々に乾いてしまうのが残念でならない。リネンは乾くのが速いのだ

なんだかよくわからない高速道路を走行中に車外を眺めていると、多摩川がよく見える。多摩川は都会にある割に美しい川で、手つかずの草木が生い茂っている。都会に流れる多摩川の美しさは、自分にとっては興味深いが、世の人々は何とも思っていないようだ

一件目は横浜市内のマンション団地の四階だった。エレベータがない古いマンションで4回まで工具とエアコンの室外機を運ばねばならない

古いが頑健な鉄骨造のマンション群で、目的の棟の道路を進んでいると、この建物が気に入った。古くておしゃれではないが、横浜市内とは思えないほど静かでプライバシーがある。マンションと街路樹でうまくさえぎられていて薄暗く、都会の暑苦しく騒がしい感じがない。こんなところに住みたいなと思った

エアコンの取り付け自体は非常にやりやすい部屋だった。一人しか住んでない割に広すぎる間取りで、既存のエアコンがない。ベランダも広く室外が置きやすい。しかもダクト穴がすでに空いていたのだ。一番楽なケースだろう

工具を四階に持ち運ぶ手間は、疲れる程度で済む。あまり持ちすぎないように何度も階段を上り下りすれば済む話だ。しかし室外機を一人で運ぶのは本当にきつかった。一人部屋用の標準タイプの室外機ですら、相当重たいのだ。

段ボールに包まれた室外機を、階段の踊り場まで持ち上げて、そのつど1分程度の小休止を繰り返して何とか四階まで運んだ。職人なら四階まで休憩なしで運べるだろうが、一般人の自分にはこれが限界だった。階段で力尽きて落としたら大惨事になる。四階まで運び終えるとあまりにも汗をかきすぎて、今朝魔法瓶に詰めた濃いお茶をがぶ飲みした

既存のエアコン配管用のダクト穴にはプラスチックの蓋がしてあった。もちろん自分は初めて見た。親父はマイナスドライバーを隙間に差し込んで、こじ開けるように言われるが、室内側とベランダ側のどっちに押せばこの蓋が取れるのかわからない。

ドライバーの尻でガンガン叩いて取るように命令されるが、蓋を割る危険がある。自分と親父でちょっとどうしようか考え込んだ。で親父が見ていた、室内側からこのプラスチック蓋を見ると、すごく細いつまみのようなものがある。それを回したら簡単にこの蓋は取り外せた。どうもスクリュータイプのプラスチック蓋になっていたようだ。この親父本当に大丈夫か

自分は言われたように室外機をプラスチックの土台に乗せてビスを打ち込んだ。そのあと正面のカバーを取り外してレンチでナットを緩める。電動ドライバーやレンチは施工管理時代にちょっと使った経験があるが、いまだに慣れない。少しづつ熟練している感じはある。

その後は脚立に上った親父の雑用をこなし、順調に作業は終了した。二時間で終わったので、本当に久々に予定通りの時間で作業が完了した

二件目は新築の一戸建てだった。吐き出し窓が道路側にあるし、室内も広いので作業はしやすい。しかしその分大型のエアコンを取り付けるので、簡単とはいえない。急遽兄貴が駆けつけて作業を手伝ってくれた

新築はちょっとでも傷をつけるとクレームになるので、細心の注意を払わないといけない。そして広いリビングには既存のエアコンのダクト穴がない。どうするかというと取付位置の壁に寸法を測って、適切な位置にダクト穴を空ける。ホルソーで新築の部屋の壁紙とボードをぶち抜いて大穴を空けるのだ。私はとてもそんな度胸はない。

もちろん重大な作業であることは親父もわかってるので、地面と壁の両方を養生しなければならない。名前はわからないが、ダクト穴用の壁につけるタイプの養生セットがあるようだ

兄貴が室外機につながる配管カバーを、外壁にビスで打ち付けていた。ダクト穴から垂直におろすようにカバーを取り付けるとか、防虫弁を取り付けるとか、エアコン室外機用の耐熱シールを張り付けるだとか、色々やっていた。自分もいつかやらないとならないのかと思ってぼんやり見ていた

熱射はきつかったが、特に問題もなく作業は完了した。経験を積むほど、何も記憶することなく、エアコンの取り付けを消化していくんだろうなと思った。

今日のエアコン取り付けは二件のみで、二時くらいには事務所に返れると思われた。そのあと倉庫の整理の予定だったが、案の定定時には帰れなかった

同僚からヘルプが入ったので、急遽横浜から平塚の現場に急行しなければならない。古い民家の既存のエアコンを取り替える作業だった。一人でできない理由は自分では説明できないが、エアコン専用のブレーカーではなかったため、エアコン専用のブレーカーを作る作業が必要だったそうだ

二階の屋根に室外機があるので、それを取り替えるとなるとかなり厄介な感じに見えた。室外機の足場に新しい穴を開けたりしていたが、正直なところ知識不足で何をやっているのかわからなかった

ただしこのエアコンの取付作業は三人が適切だった。三人目の私も雑用がかなりあり、脚立に上って作業を手伝う必要があったのだ。一人で完遂するのは無謀だというのは私にもわかる

畳の部屋での作業で、三人が同時に作業を行うのは場所が狭くなる恐れがある。この場合とにかく細かな片付けと、不要なものを端において、少しでも作業スペースを広くしたほうが良い。あまり職人は気にしないが、作業場所が広いと足場と工具置き場が確保しやすく、転倒の危険と負担が減るのだ

予想していたが、室外機を柵のある窓からとりだし、屋根に運び出して取り付けるのはキツイ。重かろうが横に運ぶのは簡単だが、持ち上げるのは本当にきついのだ。結局私と同僚が協力して運び出したが、この道のベテランだろうが、応援を呼ぶ判断が間違いなく正解だった

この作業は相当かかったが、四時ごろ完了して、同僚とは別れた。この辺で朝が早かったのでかなり疲れが出ていた。親父の運転で資材置き場に移動した。

今日のゴミの分別作業は私がやり、親父は材料の発注を行っていた。ここでトラブルが起きて、新しいエアコンがまだ届いておらず二時間くらい時間をつぶさなければならなかった。色々作業員のゴミ捨てを手伝いながら時間をつぶし、事務所に帰るころには夜8時になっていた。

今朝持ってきた二リットルの魔法瓶は、だらだらと時間をかけて飲み干してしまった。こんなに全然いらないと思っていたのだが。お茶と一緒にレモン味の塩飴をなめてみたが、普通のレモン味の飴だった。成分を見てみたら甘味料が入ってるので、まずいわけあるまい。甘いものはあんまり食べるべきじゃない

同僚がエアコン取付を手伝ってくれた礼にデカビタCを奢ってくれた。甘い炭酸飲料の味だったのでまずいわけがない。夢中で飲んでいた。

帰りの車で親父に電気工事士の資格が必要な業務について、具体的に説明を受けた。興味深い内容だったが、まだ知識不足で簡単に説明できない

帰宅するにもバスが来るのに時間がかかったので、ほとんど徒歩で帰宅した。朝6時発、夜9時に帰宅できた。相変わらず毎日残業していると思った

帰宅するとすぐに洗濯と明日の検定の準備を始めた。体力は不思議とあり、洗濯と食事は難なくこなせた。仕事は肉体労働だが、車内では休めるし、あまりストレスを感じず、時間が流れるのが速いと感じる。家電量販店勤務のときに比べて体の調子は良いようだ

だが明日の限定解除の技能検定はどうにもならない。植え込みに隠れた対向車が見える自信がない。落ちるイメージしかわかない。いまだに自分が限定解除の講習に13時間費やし、二度目の検定に挑むのが信じられない。講習の記録は今後アップロードする予定だが、この酷い記録は絶対に破られない自信がある。

自分はあの悪質な秦野教習所に捕まっていて、逃げられないとすら感じている。実は秦野教習所は一度つぶれている、とネットで聞いたが、早くもう一度潰れてくれないかなという気持ちがある。あの教習官たちは交通安全局の仕事を淡々とこなしているだけと思っているだろうが、どうしても恨みと怒りが抑えられない。また自分は落とされて、なんの役に立たないアドバイスをされるだろう

暑くて食欲がわかないが、いつも通り納豆飯とインスタントの味噌汁の夕食を無理して食った。運動に必要なカロリーを取れていないのは明らかだったからだ