限定解除に受かったので、二又川の交通安全局まで行かないとならない。行くのに片道1時間半もかかる。たまには休みたいな

とりあえず朝の７時に出発。乗り換えで海老名駅や二又川駅で下車する。どの駅も似たような光景で、混雑した通路を人々が足早に通り過ぎる。どの駅か見分けられる自信がない

神奈川県警察運転免許センターは過去に二度来たことがあり、これで三度目になる。初回は原付の検定で訪れて不合格、残りはATの免許試験の時だ

この建物はとにかく広くて新しく、窓口がいっぱいある。お盆休み中なので、利用者は一年の中でもおそらく最多で、長蛇の列ができていた。どこの窓口でいくらの証紙を買えばいいのかわからん

幸い限定解除の窓口だけは空いていて、スムーズに待合室に入場できた。そのあと一時間待たされた。

館内は人がいっぱいいるのでざわついていたが、職員の声が響いてるだけだと思った。利用者はみんな単身で、無言でスマホをたたいている。一般人がこんなに静かなのは、かなり珍しい光景だと思う

服装は真夏の特に暑い時期なんだが、ポロシャツとジーパン、スニーカーが多かった。ジーパンは真夏は汗臭くなるし、洗うの大変だろうなと思った。私は服装はだらしないほうなので、白シャツ、ハーフパンツ、スポーツサンダルの組み合わせだった。これでももちろん暑すぎる

この建物めっちゃ広くて奇麗なんだが、行政の無駄の塊のように思える。別に免許の更新なんてインターネットで全部できるんじゃね？そもそも証紙ってなんだよ。なんでこんなのわざわざ買わないとならないの

待っているだけで疲れて眠くなってきてしまう。更新を終えて二又川駅への帰路につくと雨が降ってきた。幸い駅にたどりついてから降り出したので、濡れることはなかった

電車に乗っていると土砂降りになって、久々に濡れそうだなと思った。しかし駅から出ると小雨になっていてほとんど濡れなかった。またかと思った。

限定解除の検定を始めたあたりからどうも自分は、晴れ男になったらしい。教習所では系１６時間、１０日ほど運転したが、一度も雨を降ることがなく、ワイパーを動かすことがなかった

１０日前から外で働いていたのだが、なぜか建物中にいる時だけ雨が降って、一度も傘を差ささず濡れることがなかった

昨日8/13は久々に神奈川で大雨が降ったのだが、高層マンションの中で土砂降りになったので全く作業に支障がなかった。帰り道も雨が降っていたのだが、私の帰る８時ごろはちょうど雨がやんでいたのだ

帰り道に散髪に行ってなるべく髪を短くして置いた。熱中症対策になるし、次忙しくて何時散髪に行けるかわからない。

ダイソーで、作業用手袋を追加で買った。既存の手袋は指先に穴が開き始めて、そのうち使えなくなりそうだった。手のひらと指の腹だけが保護できる通気性のよい手袋を買った。どうせ重い室外機を持ち上げる時しか使わないので、ごわごわした滑り止めの強力なのは不要

あとは作業用に小さいハサミを一つ買った。今までフィットカーブを使っていた。よく切れるんだが、大きくてポケットに入りづらく、携帯しづらかった。職人はなんでもカッターで切ろうとするが、さびやすく、手を怪我しやすい。大抵のものならハサミが一番切りやすいとおもう

そこまで用事を済ませると、限定解除が無事終わった自分に小さな褒美を与えることにした。帰り道気になっていた弁当屋でランチを買おうと思い立った。

別に贅沢なものではなく、民家を改装した弁当屋でワンコインの弁当を買って帰るだけだ。paypayもクレジットカードも使えない弁当屋で、たまたま現金をもっていたからだ。多分ここで買うのは最初で最後だろう

弁当屋で弁当を頼むと5分ほど待たされた。その間また雨が降ってきて、ここで私の短い晴れ男の記録も終わりかと思った。しかし弁当を受け取ってすぐに空が快晴になり、帰路を歩くころにはほとんど濡れなかった

弁当は豚肉の生姜焼きだった。ポテトサラダと夏野菜のお浸しが入っている。まあうまかったが、家庭料理に金を払ったような味だ。そういえば本当に久々に豚肉を食べた。この脂身の甘さが豚肉の味だと思いだした

弁当を夢中で食ったら、疲れ切って眠ってしまった。まだ午後になったばかりだというのに