早朝いつも通り通勤のバスを待っていると、何度か見たことがある若い女子がいた。スマホはなんだかめちゃくちゃ装飾してあって、ビジュアル系バンドの男らしき、写真のグッズがついている。地味で丸っこくてかわいいので、ついつい凝視したくなるが、必死に自制した。この中年がそんなことをしたら、本当に通報されてしまう
バスの座席に座ると、目の前にまた見たことがあるやせた男のうなじがあった。なぜかこの男の気持ち悪いうなじを見ていると、ムカムカしてきて不思議に思った。
この男はちらっと見ていると座席に座って、手帳のメモにシャーペンで何か書いている。今時メモなんてバスに乗ってみる奴いるか?歩き方がなんか縮こまっていて、健常な男ではないと確信した。発達障害が統合失調症かなにかだ。確信したがガイの者って、見るだけでなんか〇〇ついてくるのだ。絶対に語られることはないだろうが、ちょっと見ただけで間違いなく違和感を感じる
今日は以前一度あったことがあるクーラー取り付けのおっさんと同席した。この人物所長の次に面倒な人物だとみなしていたが、確信に変わった
見た目は温和だが間違いなく性格の悪いおっさんで、人を叱ったり、しつけたり、説教したりというのが大好きなのだ。この手のタイプはろくな奴がいない
灯油のローリーからノズルを伸ばして給油するのだが、とにかく持ち方がだめだ、見ているところがだめだ、とにかく口うるさく注意してくる。そして自分のやり方を徹底して教え込ませたがる。とにかく口うるさく、返事をいちいちしなかったとか、こっちを見てないとかで気分を害してすぐ説教モードに入る。こんなにいちいちうるさいと委縮してしまって、作業に集中できない
前日にこのおっさんが正社員からなんらかの理由で降格されていたことを小耳にはさんでいた。また免許停止中に違反を食らったが、運よく多めに見てもらったことを、本人が得意げに話していた
運転も危うい感じだ。下手とか自分は評価などするつもりはないが、運転中にスマホをみたり、伝票を見たりして片ハンになっていることがしょっちゅうある。フロントガラスにも小物が色々おいてあって、視界をやや妨げている。スピードメーター前にナビ用のスマホを並べて時速が見れない。別に事故らなければなんの問題もないが、もしなにか事故って車内を警官に見られた時のリスクは高い
一緒に給油配送に同席していても委縮させようとしてくる。落ち着けと行動しろと言ったり、あれこれ言われる前に素早く行動しろ、の両方言ってくるのだ。とにかくあれこれ命令したい糞ジジイだ。本当はあれこれ人に指図したいんだろうが、ただの高齢配送員の身分なので、あまり助長することができずにネチネチした態度をとっている
業務中でもクイズ大会を頻繁に開いてくるし、叱る声がでかいししつこいので、気の弱い奴ならすぐに委縮して止めてしまうだろう。そして客の態度にもえらいうるさい。
客に会うときは帽子を取って、両手で領収書をお渡ししろ。と命令してきた。お前もヤマダデンキでそうならったんだろ?忘れてんのか?絶対そう習ってるお前がどうせお前が間違ってるんだろ?と問い詰めてきた。
こいつは底なしの馬鹿だな。ヤマダデンキではレシートや釣銭は、必ずトレイに乗せてお渡ししろと指導されている。ヤマダデンキの店舗で働いていると言っておいたのに、想像できなかったらしい。まあどうせ言い争いになって面倒なので、あいまいな返事をして事実を教えなかった
そして前職のヤマダ電機の性格の悪い上司と共通点がいくつもあった。とにかく接客態度にうるさく、ため息をつくだけで、いちいちカチンときてお前その態度なんだと問い詰めてくるのだ
そして接客態度のたとえ話も全く同じだった。コンビニの定員ならニコニコ愛想よくしてくれるのと、不愛想なの、お前ならどっちの店にいくんだ?そんなのすぐにわかるよな?と質問された。これも前職の上司と全く同じだった
ニコニコ愛想よく接客してくれたほうが気持ちよく買い物できるよな?と回答を用意している。が性格の違いなのかジェネレーションギャップなのか私の考えは違う。たかが買い物でわざわざそんな気を使ってほしくない、というのが本音だ。接客業がしんどいのはわかってるので、そんなに愛想よくされても逆に申し訳ない気持ちになる。そんな肩はって仕事しなくてもいいのに、厳しい上司がいるんだなかわいそうだなと思う
このおっさんは本当に性格が悪い。おっさんは独り言ぶつぶつ言ってんのに、自分がため息や独り言をちょっとでもいうと、お前いま俺の悪口言っただろ、としつこく問い詰めてくるのだ。一緒にいるだけですげえ疲れる
もう一つおっさんもやってきたが全国共通の新人のいびり方というのがある。わざわざベテランの社員が、新人に向かって「~先輩」とつけて敬語で呼ぶのだ。施工管理の現場でも何度か見たことがある。これにたいして若い新人は先輩の機嫌を損ねないように対応しないとならない。クイズ大会と並んでこの二つのいびりはジャパニーズkawaigariだと断言できる
このおっさんと一緒に仕事をするのは無理だ。しかも自分が教育対象だとみなされロックオンされている。本気で離職のきっかけを作りかねない。こういう嫌な奴あいては絶対に下でに出てはだめだと、自分は肝に免じている
しかしドライブは良かった。厚木市の端にある七沢という地域に行った。緑豊かなのどかな景観の場所で、道路も直線的で広く走りやすい素晴らしい場所だった。
なんの観光地だかわからないが、旅館もいっぱいあるようだった。聞いたことがない地名だったが、都心から近い神奈川にあれだけのどかな場所があるなら、止まりに行く客もいるだろうな思った。
今日は講習があるので午前中に事務所に帰った。おっさんは仕事から帰ってまっさきに、正社員に私の仕事の不手際を雑談していた。本物の糞野郎だな
事務所の作業員のおっさんがみんな集まっていて和気あいあいとしている。その光景をみてものすごい疎外感と孤独を感じた。いつ叱られるかわからず、ものすごい居心地が悪い。一刻も早く家に帰りたくなったが、絶対にこらえないとならない
昼飯は近所のスーパーの休憩スペースで食べた。絶対に事務所には帰りたくない。飯はオニオンベーコンパンを二つ食べた。200円で430kcalもあってボリュームがあったからだ。次は手作りの食パンを昼飯にしようかな。200円で1000kcalもある。
講習はリモートで、ノートパソコンで安全運転の授業を見るだけだった。一時間みるだけだったが拷問のように眠くなった。うとうとしているところをはたき起こされて、痛みと恐怖心が芽生えた。もう叩かれたくないので、必死に寝ないようにこらえた。
そのあとゴミの分別と日報を書いたが、慣れない作業で性格の悪いおっさんに何度も叱られて問い詰められた。自分も戦うモードに入って今日で就業が終わりかねない一日だった。兄貴が優しく助けてくれなかったら危なかった。兄貴は事務所で一番優秀で頼れる人物なので心から尊敬している。仕事場には必ず頼れる人、嫌な人、シンパシーを感じる人、恐ろしい上司が必ずいる。
今日は仕事場のいろんな人とやりとりして、緊張しっぱなしで心がささくれ立った。何も成長したことはなく、自分が止めざるを得ない日が近づいているだけに感じられた。仕事を今すぐ辞めてしまいたい。明日の朝は5時30分おきと早く、ゆっくりしている暇はない