今日は熱海に行くはずが熱海シーサイドラインが混雑しているようで、箱根の山道を通るルートを走行した

先輩が愚痴を言ったが、灯油を満タンに積んで重量が増した灯油ローリーが通ってはいけない道だった。坂道を走行しているとマフラーが大きな音を立てるので、度々停止しないとならない

箱根の山道は、晴天で正面からの西日が強烈で、実に美しかった。人生でもう一度くらいは通りたいなと思った

先輩はすげえ運転がしんどかったようで疲労困憊していた。坂道の加速が悪いうえに、カーブで車体がふられる。ブレーキの利きが悪い

自分はほんとやることなくて外の山々を眺めているしかなかった。

先輩に私が助手席で寝てしまうことを注意されたが、意外にも相談に乗ってくれた。親身になってくれるとは想定外だった

睡眠時間が5時間と短いので、昼間必ず居眠りしてしまう、と説明した。すると先輩はお前の歳なら睡眠時間はそれが普通だといわれた

で先輩もいつも睡眠時間短くて、寝みーとかいつもいってるが、本当に寝てしまうほどではない。我慢できないほど眠いお前は睡眠障害のような病気だといわれた

この先輩は意外なほどお世話になったが、多分今月いっぱいで退職するなと確信した。そういう噂は聞いていたが、態度がちょっといつもと違う。帰り際に頑張れよと言われて肩をたたかれたのだ。この先輩に体を触られたことは今までになかった。止めるとは先輩本人は言わなかったが、多分やめるんだろうなと思った

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46歳の元塗装工のyoutubeを見た。この人、元々地方の頭悪いヤンキーか何かで、若いころはそれなりに充実した人生を送っていたと思う。が定職につけなければいずれこうなるんだろう。

なにか特筆すべきことを上げろと言われても困るが、本人が底辺職場と称するものが写っている。爺のボス猿にスナック通いに付き合わされることを嘆く。奥の席に仕事ができそうなやつが座っている。どうもどんな職場にもエース(有能)が必ずいて、顔を見ただけで意外とわかる

理想的な塗装屋の動画があったので、底辺との差を比べることができる。この外壁塗装やは若い利発そうな若者が集まっている。若者を集められる、引き留められる上司がいて、若者が若者を呼んでいると想像できる。良い循環だろう。

底辺職場はどうしても平均年齢が上がって、高齢の作業員しか残っていないと想像する。私の経験では高齢の肉体労働のおっさんってとにかく気難しくて上下関係に厳しい人物が多い。

上下関係に厳しいというのは全然よい意味ではない。自分に甘く、下の者にやたらと厳しい。部下への命令が間違っていた、不適切な場合は、全部目下の者が悪いことにされる。そんな職場に就職先が選べる若者が残るわけがない。

話は戻って、このyoutuberの最近の投稿ではタイに移住したものの、高齢で仕事が見つからず帰郷してきた。金も働き先もないので実家に転がり込もうとしたが、説教されて拒絶されたようだ

このyoutuberの状況を冷静に分析すると、実家に頭下げて衣食住を無心するのは懸命だと思う。だがそれを拒絶した両親もまあ無難と言えば無難に思える。定職につかずにふらふらして、厚かましく実家に戻ってきたんだから、門前払いでも文句は言えない

だが私はこのyoutuberに忍耐強く定職につけ、と説教したいとは思わない。非正規だろうが、自分の責任で自分で金かせいで、自活してきたんだから、悪いことをしてきたとは思わない。それにありがたい説教したところで、このyoutuberの踏み外した人生のレールが元通りになるとは思えない

冷静に分析したところ、このYoutuberは生活保護予備軍で、いずれ社会的負担になるのは間違いない。世の中には偉いやつや頭の良いやつがいくらでもいるが、このyoutuberの生活保護の受給を阻止できる人物はだれもいない。この国のインテリジェンス(知的生産職)層の知能は所詮その程度ということだ