タイミーで化粧品のライン作業のバイトがあったので、応募した。普段すぐに募集埋まってしまうが、前日に一瞬だけキャンセル空きがあるようだ
現場までは6キロで徒歩一時間30分だった。自分の足なら一時間でつくだろとおもってゆっくりしてたら時間が無くなった
昨日洗っておいた服が見つからない。それで5分消耗して、作業所で弁当を買うには小銭にいることも忘れていた
通勤途中のコンビニで大急ぎで両替を頼むと、コピー機を使うなら、といわれて勢いでコピー機使いますといって両替してもらった。多分恥知らずなことをしたが、両替できたのでよしとしないとならない
遅刻すると大急ぎで歩きとおして結局開始8分前に現場に到着した。同じタイミーは20代の女性三人、30代の男一人。私を入れて計5人
受付も20代ぐらいの女性だったが、若い女性が多い。一応女が多い職場はホワイトとという通説がある
クリーンルーム作業服と白衣、内履き(事前に申告すれば用意してもらえる)を渡されて、30分ほど作業とクリーンルームの説明を受けて、ライン作業が開始した
最初はラインから流れてくる化粧品の紙箱の中に、製品の瓶を入れる作業。紙箱二つにつき一つ。向きをそろえてひたすら入れるだけ。
ラインに人が多くて窮屈で疲労感があるが、それ以外は楽な作業だった。だが途中で無茶苦茶商品の数が増えて、とんでもなく忙しくなった。
全く息もつく暇もなく手を休めてる余裕が一切ない。常に100%全力でボトルを入れてかないなとならない。一瞬でも手が止まるとボトルを入れるのが間に合わなくなるので、パニックになりそうだった
臨機応変というか、間に合わない場合はラインの後ろに回してよいと言われていた。ほんの少しでも作業をミスったら、さっさと箱詰めを諦めて、ペースを狂わさないようにした。考えている暇はないので、瞬時に諦めないとならない
時々ラインが止まってくれたらラッキーで、ラインが止まっているうちに作業を勧められるし、ほんの少し姿勢を休められる。ラインが止まってくれたおかげでわずかな作業の猶予を得られるわけだ
12時に45分の休憩があった。だが作業服を脱ぐ手間がいる上に休憩室に人が多すぎて、休む余裕がない。普通休み時間は少しでも寝るんだが、飯を食うので精一杯だった
午後はクリーンルームの中でもより機密性が高いクリーンルームで、入場するために白衣来て、エアシャワーを受けないとならない
今度は薬品を入れるプラスチックの箱を組み立てる作業だった。これも無茶苦茶忙しくて、全く手を休めてないのに全然間に合わない。組み立て済みのものが箱に入っているので、間に合わないときはそれをラインに流して、わずかな猶予の間に箱を組み立てるしかなかった
ここでも作業が止まるときがあるので、わき目もふらずに箱を組み立てておいて、ラインが止まったときに備えるしかなかった
作業時間は7時30分で終わったが、常に全力の作業を強いられていたため、とにかくきつかった。立ちっぱなしで足が痛くなることはなかったが、首と肩の痛み半端ではない。姿勢を変えることができず、女性向けにラインが低くされているため、無理な姿勢を続けていたのだろう
肩の痛みがすさまじく、首が痛すぎてうつむくことができない。しばらく後遺症に悩まされて眠れないと思ったが、半日ぐらいで痛みが消えてくれた。給料はフルタイムで交通費込み9000円程度だった
だが一週間前に受けてきた運行管理の正社員面接は落選の結果が届いていた。詳細は後ほど書く