水処理施設の派遣顔合わせ。待ち合わせの時間に駅まで行くが、思ったより早すぎた。雨が降っているし、時間かかると思ったら思ったより全然近い。一時間30分くらい待つはめになった
閑散とした駅前のロータリーで車に乗った営業二人が現れた。これまた高そうな車で、最新のカーナビが添わっている
派遣の仕事って妙に手が込んでいるもので、顔合わせに行くだけで高そうな車に乗って、びしっとしたスーツの営業の後部座席に座るはめになる。それなりに手間と暇がかかっている大事な仕事なんだろうと察するし、胃がどんどん痛くなる。なんでこんな派遣の顔合わせっておうおうしくやるんだろう
現場はおとなしい人が多い。鬱病については喋らずに仕事がきつくて辞めたと答えたほうが良いとアドバイスされた。顔合わせでは履歴書を見せてはいけないことになっているが、やはり事細かく経歴が書かれたプリントを持ち込んで全員に配るらしい
現場の水処理場では施設の見学をしてもらった。同じ派遣会社から派遣されているベテランの社員。30代くらいのオタクだった。本当にことこまかく設備について嬉しそうに語っているのを見て間違いなくオタクだと思った。自分はめんどくさいし、責任ある仕事なので、うれしいなんて感情はわかない。説明されている私は、これも面接だと言い聞かせて、終始慇懃な態度を徹底した
事務室に向かってまた20分ほど待たされた。面接官は三人で、こちらも営業入れて3人の計6人同席の面接になった。なんで時間かかっておうおうしい顔合わせをやるのか理解に苦しむ。年収300万の派遣一匹の面接にしては、非効率の塊じゃないか。もちろんそれだけやる理由があるんだろと察する。
相変わらず位置から経歴と離職理由を答えるのが本当にキツイ。私の質問は取得するのが望ましい資格などありますか?と聞いたが、下水道技術検定は勉強になるといわれたが、必須というほどでもないと回答された
面接の顔ぶれは全員おとなしくて、なんとなく仕事は給料安いがホワイトなんだろうなと思った。キツイ仕事をやってるとキツイ性格になるものだ
待ち時間合わせて40分程度顔合わせには時間がかかった。車にもどってマスクをとると、安堵感からため息が出てきた。
ネットでは水処理施設は薄給だが楽で就職しやすいと描いてあった。しかし今時楽で安定してる仕事って応募集まるので、多分選考者は私だけではあるまい。ビルメンが楽で、中高年でも就業しやすいなんてのはネットのデマでしかない