私はアスベなので、受け取った書類やプリントが整理できない
そこでスキャナによみこんで、全部捨てる整理方法を実行している
ばら撒いて邪魔になることもないし、どこにプリントがあるか探す手間もなくなった

ただしこの方法は保証書や権利書などには無効である
スキャンしておけば、保証書や権利書の内容をPCで即時に見られて便利だが、効力はない
そのため保証書や権利書はやはりたんすの奥にしまっておかねばならない

canon lide220 2014年製スキャナで、300dpiのカラースキャンで、スキャンは10秒
解像度は150程度で十分で、A4の印刷物をフルHDサイズにできる
300dpiはファイルサイズが大きくなりすぎだし、そこまで精密にスキャンするような印刷物はほとんどない
PDFなどでも保存できるが、jpgがファイルサイズが小さく、アイコンで内容が判別できるので、整理は一番簡単である

印刷物の整理はこれで十分だが、画像のテキスト抽出、OCR機能を試す
まず画像として保存して、その後OCRソフトで画像を開いて、補正を開始する。ソフトは二つ

読み取り革命lite OCRソフト

adobe acrobat pro

14日間だけ試用できる。

画像→スキャン補正→テキスト認識でOCR

両者とも読み取りの結果が異なるが、認識率は90%程度
どちらもうまく読み取れたり、読み取れなかったりする箇所がある

OCRを使った文字の抽出は完全ではないため、骨の折れる作業である。
しかしスキャナで画像を保存しておけば、必要になったとき、必要な画像のみOCRできる

書籍はOCR機能でテキスト化できるか?

書籍のOCRはこのスキャナでは不可能。裁断しなければ、画像を正確にスキャナできない
図書館で本を借りて、スキャナで読み取るのは、ろくに読み取れないと思ったほうが良い
また裁断した場合でも、OCRアプリの日本語認識率は90%程度になる

自分は愛読書のトマスハリスの羊たちの沈黙やレッドドラゴンを裁断して
わざわざOCR→手作業で秀丸にテキスト化、見出しをつけて秀丸で読んでいる
トマスハリスの書籍は電子書籍化されておらず、過去の作家なので今後もないと思われるので
がんばってテキスト化に至った。
休日が丸々つぶれる骨の折れる作業である
電子書籍は画像の自炊(画像化)も非常に面倒なので、紙の本を裁断して
スキャナで読み取るアナログな作業は、デジタル化が進む今後も陳腐化しないだろう

これらの画像をスマホで読む

スマホに送ればこれらの画像を外出先でも読める。
しかし画像の受け渡しは面倒で、通常のエクスプローラではできない
メールやグーグルドライブなどを利用する手間をかけなければならない
はっきり言ってwindowsのエクスプローラで画像ファイルを受け渡しするほうが簡単である
androidスマホの場合は、ミニusbケーブルでPCとつないで、画像をエクスプローラで直接受け渡しできる
しかしandroidはディレクトリの構造が複雑で、どのフォルダに画像を送ればいいのかわからない

そういった場合はx-ploreなどファイルマネージャアプリを利用すると良い。
スマホの内部ストレージをPCのようにディレクトリ単位でアクセスできる