web小説家の終局

web小説サイトの先端は海外のRoyalroad。機能も豊富で、生成AIへの対応意識も高い。ただし将来性はすでにない

生成AIへの対処はチェック入れさせるだけしかない。すでにありとあらゆる生成AI小説が投下されている。古参優遇でランキングはもう機能してない

0pv問題が深刻で、新規は投稿するメリットが一切ない。古参も量産エピソードを投稿し、ランキングに居座ることしか考えてない。運営もボランティアでやってるそうなので、このまま終局は本望だろう

そしてRoyalroadがダメだとすると、他のweb小説サイトもおしまい。カクヨムやなろうは機能も劣るし、生成AI対策も後進。Royalroadより先に放置されるだろう

カクヨムや小説家になろうも、このまま生成AI小説が大量に投下され続けると、SEOページランクにも影響を与える可能性がある。

まだまだ先の話だが、生成AIコンテンツの量が増えるほど、人間小説が見つけられない。よってクロールする価値が低く、徐々にページランクも下げられていく懸念がある

新しいプラットフォームの誕生は話は全く出ていない。現状のweb小説サイトの問題点すら指摘されてないので、いつになるかもわからない。なろう作家を始めるとするweb小説家は、行き先なく淘汰されるはず

その集団淘汰に至る経緯も愚か極まりない。みんなランキングに入りたいから。生成AI小説を大量に投下して、ランキング維持。結果的にAI小説だらけになり、カクヨム自体沈没。自分たちも行き先なく、海に沈むというものだ。

最近のSNSでよくある例で、集客目的のスパマーを放置し、SNS自体が荒廃したという感じ

一方カドカワは作家を生成AIに置き換えれば、コンテンツの供給は継続可。生成AI+編集者は次世代の理想的な組み合わせだと思う。

vtuber事業に本腰を入れると思うが、先行きはさらに不安定になる。ブランドがある集英社は安泰だろうが、我々には全く関係ない

web小説家が路頭に迷い激減するが、悲観するようなことでもない。生成AIが小説を模倣できる今、書いてもらう必要もない。一方、youtubeやsnsで集客できるインフルエンサー型作家。もしくは自費出版で売れるわずかな人は生き残るだろう

絵師との比較

web小説家淘汰論は肥大しすぎではある。ただ絵師界隈を見れば現実だと思う。生成AIイラストの増大で、同人でやっているアマチュア絵師は絶滅してしまったのだ。

web小説はそれよりももっと淘汰されると考えている。作家を名乗っているくせに、プラットフォームに、生成AIと多重アカウントが、蔓延していることを指摘できなかったのだ。

作家としての信頼性にかかわる出来事で、出版社としてもそういう方々を使いたくない。一方絵師界隈は生成AIによるパクリを糾弾したのだ。web小説家よりはるかにましだ

その経緯を鑑みるに、web小説家は絵師よりももっと淘汰されるという発想は、現実的と感じる。現状絵師はアマチュアが空洞化し、プロデザイナーと漫画家は存続するに至っている。

web小説家はどうなるかというと、プラットフォームと出版社に頼っている人は全淘汰。 パトロンやamazonで出版している人は生き残ると思う。そんな人日本には滅多にいないだろう