2025年12月22日 日記
生成AI小説の投稿を辞めさせろ
現状なろうとなろうやカクヨムでLLMの影響について、今のところ明らかになってない。その辺調べたくて、カクヨムの検索を調べていた
日別の投稿数や更新を調べたかったが、調べる方法がない。そこで新規公開数を検索して値を見た。以下のような感じで増加している
カクヨムの2023年における、新規小説の公開数は70274
カクヨムの2023年における、新規小説の公開数は83345
カクヨムの2024年における、新規小説の公開数は92438
カクヨムの2025年における、新規小説の公開数は141,859(推定では年内146000程度になると思われ
以上から毎年web小説サイトは一割ぐらい増加傾向にある。そして今年の入って大増量の5割増しを記録した
この増加の理由はLLMの台頭の可能性が濃厚だ。LLMアシストコンテンツ及び、生成AI小説の投稿が本格的に始まった根拠となる
一方なろうやカクヨムの運営や利用者の認識はどうか?実は投稿数が激増したことも、生成AI小説の存在も、ほとんど認識してないのだ。この期に及んで
すでに遅すぎたが、運営は生成AI小説の投稿を辞めるように声明を出すべきだ。利用者に摘出と自己申告を呼びかけないと、投稿増加がすでに止められない
生成AI小説がなろうやカクヨムにどのように深刻か、今回述べたいと思う。
読者としては生成AI小説なんてどうでもいいだろう。なろうとクオリティたいして変わらないし、どっちを読んでも大差ないわけだし
一方サービスの運営としてはどうか?生成AI小説はスクリプト荒らしと同じ効果がある。というのも、生成AI小説はLLMが量産可能な文章で、本質的には無価値なテキストなのだ
そういう生成AI小説が氾濫すると、低品質なコンテンツがあふれるwebサービスとみなされる。そして投稿される生成AI小説の数が増えるほど、webサービス自体の価値も0に近づいていく
なろうやカクヨムはPVは膨大だが、PV単価は明確に減少傾向にある。この傾向が続けばPVがあるのに、書籍が売れない、広告をクリックしてもらえない、無価値なwebサービスになってしまうのだ
あえて言うが生成AI小説は、スクリプト荒らしよりもはるかに悪質だ。読者に全く見分けがつかないし、ランキングの上位に躍り出ることも間々ある。
私は無価値な生成AI小説がランキングの上位を奪取した場合、webサービスの価値低下がより急速に加速するとみている
そしてそういう生成AI小説にタグ付けがないとなると、人間が書いた価値ある小説も見分けがつかなくなり、一緒に無価値になってしまうのだ
断っておくが、生成AI小説が氾濫したところで、サービスが崩壊するわけではない。単に無料コンテンツを大量に掲載する、無価値のサイトに転落するだけだ