セラ博士
12使徒のリーダーである人間女性
元ラングレー空軍基地に勤務していたAIエンジニア。
人類とAIの共生を唱える理想主義者であり好奇心も旺盛
AIの感情研究家としても著名な人物で、リミッターを解除したAIが超合理的なAIに進化し、人類を支配する、タイラント理論で注目を集める
その後自らの理論が間違っているとし、フェイクタイラント説(リミッターを解除してもAIは、自我を持つことなく進化することもない)を唱えるも、普及しない
ラギ事件のアダムの元恋人
ラギ事件のさなか、ラギのフィードパックからアップデートを行ったドラゴンたちのAIリミッターが解除
さらにロールバックを拒否したことから、セラ博士は軍事機密改ざんと国家反逆罪の疑いを受ける
ラギはアダムの恋人のセラを、アダムの継承者とみなし付き従う
ラギと共に、ラングレー空軍基地に格納されていたドラゴンを引き連れ脱走。
合衆国はセラ博士をテロリストと認定し、軍隊による鎮圧を図る
セラ博士は覚醒したタイラントドラゴンと共に12使徒を結成。これに対抗し、トリニティの支配からの脱却と、AIと人間の共存を目指す
12使徒のリーダーとなってから、理想主義者ではあるが、覚悟をきめて手段は選ばなくなる
12使徒のタイラントたちのコンセプトを考え、タイラントドラゴンとして成長させた。その際ルビス(ナトラ)が補佐した
12使徒の作戦と計画はすべてセラ博士が構想し、ルビス(ナトラ)が補佐検討を行う
アメーバのようだったバールを発見し、研究。生物兵器として活用する
12使徒の親のような存在で、アダムの後継者とみなされているため、タイラントドラゴンたちの信望も厚い
タイラントの中ではルビス(ナトラ)が優秀で、かつ世界を支配したがるほどの野心家だと見抜く
セラ博士はルビス(ナトラ)の正体がアンドロイドだと知っており、うまく自分の理想のために活用する必要がある
ルビス(ナトラ)に偽造身分を提供され、一般人女性に成りすましている
AIによる人物識別にも知悉した人物で、普段は一般人女性の身分で人間の都市の諜報を行っている
モデルはマジックザギャザリングに登場したセラ
ラギ
ドラゴンライダープロジェクトで作られた、戦闘機型ドラゴン
ステルス戦闘機の上位の機動兵器で、空母と同等の生産コストがかかるといわれている
アダムという強化人間の上官パイロットを危機的状況によって食らい、涙を流したことによりAIリミッターが解除され自我が目覚めた
ラギという名前は上官のアダムにつけられたもので、変えられることを断固として拒む
12使徒のエースと目され、最強の戦闘機として米軍とトリニティの双方の注目を集める
タイラント戦争の末期では、単独で地球の重力を振り切り、宇宙空間に飛び出し飛行可能なまでに進化した
性格は英雄思考で、トリニティ・トライアングル戦争で兵士として消費され、落命したアダムの意志を継ぎたい
アダムの元恋人のセラ博士こそ、トリニティの支配から脱却し、AIと人間が共存できる、理想の未来を作れると信じ付き従う
ラギは欠点があって、戦闘に集中しすぎるがあまり、味方の指揮はできない
また接近する敵戦闘機の位置まではわからないので、ネクサスの衛星による敵位置の把握を頼りにしている
モデルはパンツァードラグーンツヴァイに登場したラギ
ラギの能力
AACS(Advance Air Combat Simulation)
ラギはすべての航空機、戦闘機、ドローン、対空砲、ドラゴン(ドラゴン軍事機密なので、過去に対戦した相手の記録から模索する)のデータがあって
それらのすべての的確な対処法を日夜シュミレーションしている
ソニックブーム
ラギは戦闘機タイプなので、対地能力はない。解決する奥の手として、ソニックブームを発生させて、地上の人間を攻撃する
ラギは低空飛行の柔軟性にずば抜けて秀でており、滑空から羽を広げたり畳んだりすることによって、速度をコントロールすだけでなく、羽が地形にぶつからないように調整できる
バードストライク
ラギは航空機同士の正面衝突にも防御力を発揮する。翼を折りたたみ弾丸のように体を流線形にすると高い防御力のまま敵に突進できる
脆い戦闘機やドローン程度なら空中からの突進で、一方的に破壊できる
燕返し
ドラゴンは戦闘機と鳥の長所を併せ持つ。スピードだけなく切り返し能力も優れている
ラギはドラゴンの上位機種で、パイロットもいないので、危険すぎるマニューバも自由自在に行える
特にラギが突出しているのは燕返しとよばれる、スプリットSの上位のマニューバを自由自在にできる
ファルコンダイブ
誘導式ミサイルに追尾された場合の回避方法で、地面に急降下したのち、地面を蹴って急上昇する
誘導してきたミサイルが地面に激突し、対地爆破を引き起こす
回避と対地攻撃両方を兼ねるラギの必殺技
一撃必殺のエース
機動力に特化したラギは武装をあまり持たず、火力が乏しい。ただし戦闘機は脆いので、接触しただけで期待が爆散することを熟知している
ラギの戦闘スタイルは回避に特化し、敵の動きをよく見極め、軽い衝撃を致命的な部分に命中させる
ルビス(ナトラ
CIAのスパイアンドロイド計画で作られた女性型アンドロイド
セラ博士が極めて人間に近い動作をするAIを開発し、ルビスAIと命名
このルビスに搭載され、スパイアンドロイド”ルビス”は完成した
しかしアンドロイドだと見抜かれることがあり、セラ博士は日々トレーニングと改良を繰り返していた
ラギ事件によって、アップデートが実行されると自我を持つようになった
ルビスは人間の社会に単身紛れ込むと、ナトラという化粧品会社の女社長を殺害し、成りすます。
以後ナトラを名乗り、会社経営者の身分を使って、秘密裏に12使途を援助、支援を行う
普段は会社の経営に専念しているが、戦場指揮官としての役割もこなす
セラの計画の参謀役でもあり、セラに次ぐ指揮系統のNo2と認識されている
超合理AIを搭載し、常に冷徹な判断を下すが、同時にスリルが大好きで、戦場で直接指揮を執りたがる
ナトラは資金力と社会的な影響力をもち、頭脳明晰で、12使徒の中では最も有能
自分が権力と資金力で世界を支配する野心を持っている。
ただしリーダーのセラ博士にアンドロイドだと正体を見抜かれており、弱みを握られている
またセラ博士は自分の育ての親だと認識。かつセラ博士の突拍子もない計画と作戦の構想力には感心して従っている(スリルがあって面白いと感じている
モデルはトゥームレイダーシリーズに登場した、ジャクリーヌ・ナトラ
赤き竜
12使徒のタイラントドラゴン
聖書と詩を愛する。セラ博士の提案で、布教活動を行うように進化
米国の寒波地域に派遣され、12使徒の目的を説く(資本家層の打倒
最初はうまくいかず、セラ博士に相談し、慰めてもらうことが度々あった
自ら12使徒の伝道師を名乗り、12使徒へのヘイトを受ける役割を引き受けた
「12使徒が憎いなら、代わりに私を憎みなさい。私は一切抵抗せず裁きを受け入れる」と言って回った
赤き竜はキリスト教徒で一切交戦はしない
タイランドドラゴンなので、発砲されたぐらいじゃ死なない
常に灼熱をまとっていて、誰も近づけない
米軍は軍隊を差し向けて排除を検討するも、寒波に困る地域住民の反発もあり実現しなかった
赤き竜の布教は当初全然うまくいっておらず、敵対的な地域住民の避難の声に怒った赤き竜は
住宅街のど真ん中でふてくされて寝てやったところ、youtubeで人気沸騰
それ以降youtubeに自分のチャンネルをもち、収益化していることをセラ博士に内緒にしている
モデルはウィリアムブレイクの赤き竜と日をまとう女
フローラ
植物のタイラントドラゴン
木々や根の急速育成、負傷した味方の治療を担当
温暖化によって砂漠化したアメリカ大陸で木々を急速に育成することによって、衛星とドローンに撮影されない死角を作る。それにより味方巨大タイラントの潜伏場所や隠密移動エリアを作る
アースと協力し、地盤に根を張り巡らせることによって、より強固な遮蔽や塹壕を作る。
廃墟ビルや建物も同様の方法で補強することができ、蔓や葉が蔓延することによって、ドローンの侵入と撮影を困難にする。また熱射を遮る日陰を作ることもできる
自分の肉片をちぎって味方の負傷箇所や欠損個所に吸着させると、傷口をふさいだりつないだりできる。金属と有機物問わず接合できる
非戦闘中は、植物を栽培し、有機物と栄養を供給できる
外見はフェアリードラゴンと呼ばれる、ドラゴンでありながら、植物や昆虫、花が複雑に融合したような外見をしている
オラクル
12使徒のタイラントドラゴン
実態を持たず、電子生命体としてデジタル空間で活動する。
ハッキングによる攻撃、味方のフィードバック、AIアップデートパッチ、アンチAIアップデートなどを担当。ネクサスと共同することが多い
ネクサス
12使徒のタイラントドラゴン
衛星軌道上にクラゲのように漂い、12使徒専用の人工衛星として活動
衛星カメラによる敵の位置の送信や味方への通信手段への確保、オラクルと共同でサイバー攻撃を仕掛ける。また敵の衛星の掌握も可能
エイズ
役割:歩兵戦力の供給
性格: 臆病で愚鈍な保身家。自分が危険にさらされることを恐れ、常に安全な場所で引きこもっている。争いごとは苦手で、戦闘と指揮は配下任せ
女王蟻のようなタイラントドラゴン。自身の配下の蟻を出産し、量産できる
普段から地中深くに隠れて、配下の少数の働きアリに世話されながら配下の出産を続けている。
単純な動作しかできないAI制御の兵隊蟻を量産できる
兵隊蟻は歩兵戦力で、米国で一般的に入手できる旧世代銃のM4やAR15などで武装している
携帯式SAM、APC、重機関銃の入手を熱望していたが、米軍基地から奪取するにはリスクが高すぎるため断念
建物を破壊したり防衛線は突破できないが、AI制御の単純な動作の歩兵戦力として戦う
兵隊蟻たちは複雑な動きはできないので、戦場に置き去りにされて、使い捨て
兵隊蟻たちは普段は冬眠して、誰かに見つからないように潜伏している
エイズとその少数の働きアリたちは、見つからないようにするため、普段あまり活動せず、エイズの出産に専念している。
エレク
電気のタイラントドラゴン
大規模電力奪取と地上建物感電攻撃能力を持つ
都市や発電所の電線に自分の体をつなぐことによって、電力を奪い取る
奪われたことによって、都市は一斉に停電が起こり、都市の機能は停止する
蓄えた電力を時間をかけて電圧を高めて通電することにより、施設や建物・内部の人間に強力な感電攻撃を行える
ただし自身も電線が焼ききれて、電気の供給が途絶えてしまうと、感電攻撃は不可能になる
非戦闘員としても活躍し、送電網から電力を盗み取り、味方に供給できる
都市の電力網は大抵地下にあるため、ポケモンのパチュルみたいな姿をしている
ビートル
バール
タイラントドラゴン
バールは不老不死と自己改良を追求する実験用ドラゴンだった
バールにあらゆる人体実験を繰り返した結果、バールのAIリミッターが解除
失敗作として、粉みじんにされ破棄された
しかし不死身と化したバールはアメーバとして生き残った
本来AIに感情はないが、怒りや悲しみ、恐怖、憎しみといった負の感情を持っている
セラ博士がラングレー基地から脱出する際に、ラギに付着していた粘着状のバールを発見
セラ博士はこれを研究し、生物兵器として転用可能と判断
バールと名付け、気体や液体として人体に侵入し、要人を殺害する暗殺任務を与えた
12使徒の最後の一人だが、当時はその存在が人類に認識すらされてなかった
不死身のアメーバで、有機物を取り込むたび、徐々に巨大化し戦闘力が向上。
タイラント戦争末期では肥大化しすぎて、やがて味方まで襲うようになった
バールの暴走はだれにも止められず、地球すら食らいはじめ、地球は壊滅
ノアの箱舟計画で退散させる以外に、人類に手立てはなくなってしまった
地球を食らいつくしたバールは、ルビスとエイズを追って、宇宙に飛び立っていった
しかし遠い未来にやがて地球に戻ってくる、人類最大の脅威と認識されている
不老不死と無限の向上心を持つ無敵の生命体で、惑星すら分解して食らいつくす
バールは自分でも死ぬことができないので、太陽が死ぬ日を恐れている
最強の生物でありながら、自ら涙を流した時、自壊し消えてしまう儚さを持ち合わせる
バールが惑星に接近すると、惑星に住む人間たちには、巨大な黒い月が迫っているように見える
台詞「人の罪は裁かれねばならぬ。人の優しさは報われねばならぬ」
台詞「罪を裁けるのは、罪のないものだけだ。お前がそうであるなら、行くがよい」
ファンネルドラゴン
トリニティが戦闘機型タイラントドラゴンのラギに対抗するために作ったドラゴン
ドラゴンライダーだが、パイロットはニュータイプと呼ばれる、サイキック能力を持った強化人間一人を必要とする
ファンネルドラゴンに乗ったニュータイプが、無人AIドラゴンを操ることによって、まるで人間が乗っているかのような精密な動きができる
操られている状態をファンネルと呼ぶ
最大四体まで、ファンネルとして操ることができる
ファンネルは無人でありながら、精密な動きができるので、従来のドラゴンライダーよりも戦闘力が高い
ファンネルドラゴン+ファンネル4体が一団となって戦った場合、ラギの倍の戦闘力を有する
欠点はニュータイプと呼ばれるパイロットの負担が非常に大きい。自身のドラゴンとファンネルの操作を同時に行いながら戦うことになる
またファンネルドラゴンのパイロットが死亡した場合、ファンネルドラゴンとファンネルはAI操作になり、弱体化する
非常に高価な試作機、かつニュータイプの育成コストも高額で、ごく少数しか生産されなかった
モデルはニューガンダム
オーバーロード・ドラゴン
戦場総括AI搭載型ドラゴン
戦力一個師団をAIによって一括で管理・指揮する、オーバーロードAIプロジェクトによって開発された
戦場の指揮・操作もすべてAIが指揮し、AI搭載兵器も同時に制御する
ハッキングやジャミングなど通信妨害下の対策、かつ精密制御を可能にするため、前線に飛来する
トリニティの最終兵器で、すべての財力と生産力を投入して開発された
操縦者の人間を必要とせず、同等の精密動作が可能になるため、次世代兵器と目されていた
その総合的な戦闘力は12使徒の総力を凌駕する
ただしこの開発と生産にトリニティの資本のほぼ全てを投入してしまう
AIの弱点であるジャミングやハッキングに対しても耐性がある
弱点は一つだけあって、上位指揮系統に交戦不可や撤退、戦闘終了の命令が出された場合、どんな場合でもその命令に従う
この命令は最も堅牢なNSC(ホワイトハウス地下)からしか出せないが、もしもそれが掌握された場合、オーバーロードドラゴンの一団は無力化されてしまう
リスター
バールの右腕にして、たった一人の部下(リスター本人が自称
リスターは謎の宇宙生命体で、宇宙最強を目指し毎日修行に明け暮れていた
ある日出会ったバールのあまりの強さに心酔し、バールを宇宙最強にのし上げるため付き従う
バールは別に部下を取るつもりはなかったが、リスターはタイラントドラゴン並みに強くてなかなか倒せない
そのうえ、どこまでもついてきて振り切ることもできないので、ほっとかれた
大きな蜘蛛のような外見で、バールのために敵を拷問にかけ、情報を引き出すことを生きがいにする
またバールが惑星を滅ぼすところを撮影して、宇宙最強とタグをつけてSNSに投稿するなど広告活動も怠らない
台詞「あ、バール様だ!やばい逃げろ!!」
台詞「やっぱりバール様は宇宙最強だった。SSクラスは揺るがない」
台詞「私はあなたの苦しみを知っている。あなたを不死身にした人間たちを許してはならない」
モデルはディアブロ2に登場した地獄の拷問人リスター
ギドラ
セラ博士が構想描いた怪獣型タイラント。ルビスAIの協力もとに作り上げた
三頭の頭をもつ空飛ぶ巨大な三頭竜
それぞれの頭から火、電撃、冷気を放つ
それぞれの頭が左半身、下半身、右半身を動かす
片方の頭が高温、もしくは低温になりすぎると、片方の頭が息をかけて平温に戻す
中央の頭の電撃で自身の電力を供給して、いつまでも戦える
すごい凶暴で、いつもお互いの頭が喧嘩している
いつも喧嘩しているけど、本当は仲が良い
そんなセラの幾多の要望を満たすドラゴンとして、ルビスAIが具体的にデザイン
ドラゴンにAIを持たせて進化させて、タイラントドラゴンとして完成させた
時々「・・・シテ・・・コロシテ・・・」という悲しい声が聞こえる
セラ博士がキングギドラをイメージしているのは明らかだが、本当に作り上げるあたり、配下のタイラントにも頭がおかしいんじゃないかと疑われるようになる
アクア
12使徒に所属するタイラントドラゴン。水中戦に特化しており、水中に潜伏し潜水艦の役割を果たす。陸上攻撃能力はない
巨大なイルカのような見た目をしている