前作、プロのライバルたちで、イタリア人のストライカー、ストラットや、ACミランのスーパーカルテットたちと出会い、世界の壁を体感した翼。

ワールドカップ優勝という夢に向けて、古巣であるブラジル、サンパウロから羽ばたき、世界最高峰のサッカーリーグ・セリエAに挑戦することを決めた。

イタリアに渡った翼は、2部リーグから昇格直後のマイナーチーム・レッチェへ移籍。

前作のエンディングではローマに移籍したことになっていたが、結局ストラットに適当なチームを紹介してもらったらしい

おそらく翼の章のプロットは、弱小チームが翼のおかげで優勝するというもの。よってローマではなく、あえて弱いレッチェが採用されたと思われる。実在のレッチェも1985-1986にセリエA昇格するも、昇格と降格を繰り返すエレベータークラブ(上位リーグと下位リーグの昇降格を頻繁に繰り返すクラブ)だった。

レッチェのマンチーニは、すでに翼の活躍を知っており、必要不可欠だと評する

一方カルネバーレは、レッチェは外人なしでセリエAに昇格したことを誇りに思っており、「日本人の力など借りない」と突き放す