リュー・ヤー

主人公の28歳男性。ラジーン国所属のクラスA+バウンティハンター。キャプチャー能力を持つ凄腕として有名で、ジェイラーズ島に多くの捕らえた罪人を送り込んだ

ゲーム中でもリューの高名は広まっており、囚人に憎まれたり、所長に一個師団に相当するとおだてられたりする

戦友のシーガルを誤って殺すが、ビランを捕獲。カーボン刑の執行を見届けるため、シーバンディッツ号に同乗する

子供のころ親が死亡し、修道院の施設で育つ。ルークという弟がいる。

所属の詳細は、ラジーン国バウンティー局特殊追跡隊コードナンバー1099

ジャク

ラジーン当局から派遣されたスネークバード。ビランの居場所を探知する能力をもち、リューの相棒を務める。

ゼルダの伝説のナビィのようなナビゲーションキャラだが、他に類を見ないほど有能で、戦闘以外のことは何でもできる。ごろつきぐらいなら、何と会話で丸め込んでしまう(ポイント消費

この手のキャラとしては珍しく、主人公以外とも会話し、ソーシャルでも出番が多い。

出番は多いが、設定はほとんどない。シナリオの都合なのか、直前のビラン捕獲劇とシーガルについて知らない。トリと呼ばれると怒ってジャクと名乗る性格

なおリューとジャクの名前の由来は、スーパーチャイニーズワールドのリュウとジャックから

セマ・シルビア・コユキ

ラビアン共和国特殊部隊の女忍者。ジェイラーズ島のビラニウムを調査する任務で派遣されるが、本来の目的は妹のコマチを探すため。父のアリババと妹のコマチがいる

パラレル2ではジェイラーズ島のシルバス像から出てきた赤子で、シルバーリングを生まれながら持つ。難解な古代ラビアン文字を解読でき、ラビアン騎士の末裔

パラレル4で自発的にキャプチャーさせてもらえるので、コユキでバトルできる。この時ラビアンソードを持っている設定なのか、リューより強い。しかも使って勝利すると、ボーナス50ptもらえるので、最強キャラになっている

クルトリーゲン所長

本名はロード・クルケ・クルトリーゲンで、ジェイラーズ島を統治して三代目に当たる。今作ではビランと並び大悪党的立場なので設定が細かい。

初代クルトリーゲンは使えていた前の領主を裏切って、この島を獲得。二代目の代で没落し、ラジーン国に島は没収。要塞じみた島は監獄にされてしまう。

当人は同家を復興すべく、ラジーン国には内緒で島のビラニウムをひそかに採掘。このビラニウムを使ってモンスターを作るべく、研究を重ねていた

いちいちセリフが面白い人物で、今作の事件のほとんどはこの人が原因。リゴアテとJちゃんと並びほとんどのパラレルで死んでおり、パラレル1で液体窒素をぶっかけられなかった場合のみ生き残る

なお部下のマドゥーラはもっと悲惨で、全部のパラレルで死んでいる。(パラレル3では登場しないが、生き延びれるとは思えない

ビラン

変態殺戮生物ビランの異名を持つモンスターで、その正体は古代ラビアン人が、ビラニウムのいん石から作り出した生物兵器。他の生物を吸収し、外見や能力を自分のものにし、進化し続ける。

500年前ウーダという騎士に打ち取られたが、休眠状態に入っただけ。500年周期でやってくる、ほうき星の訪れと共に活動を再開した。

現在では、2000万の報酬で集まったリューたちバウンティチームに捕獲される。不死生物を固体化するカーボン刑に処されるはずだったが、脱走。

ビラニウムによって強大化する性質があり、ビラニウムを採掘しているジェイラーズ島に上陸する

その後だがおとぎ話では、ビランは今でも天に帰りたいと思っていて、シルバス城の時計塔の頂上に上る

無茶苦茶強いうえ、犠牲者に変身でき、古代ラビアンを滅亡まで追い込む。エイリアンとかプレデターをさらに強くしたような化け物で、行く先々の人間を皆殺しにして行く。

しかしゲーム的な理由で、リューがタイマンすれば勝てる。一応背中が弱点なんだが、つく必要がないゲームバランスにしてある

カーボンリュー

ジェイシティに到着後、酔っぱらって子供を重症にし、カーボン刑に処されたリュー。別の平行世界の住人だが、ほうき星の影響で、ドッペルゲンガーとしてリューの前に現れた。

暗黒の救世主ダークセイバーを名乗り、リューと生存をかけて争い、仲間を皆殺しにしようとする。

あまりゲーム中に伏線がなく、ファニーバレンタイン大統領のスタンド並みに唐突な設定。だが主人公のダークサイトという、構想はあっても実現することがない設定を、うまく具体化している

アドゥー

トカゲだがワニだがのモンスター囚人。表向き模範囚でジェイシティの清掃をしているが、実はテロ組織JLOのメンバー。リゴアテの使い走りをしている。

単なる下っ端だが重要人物で、パラレル1では救出目標に。パラレル2ではビラニウムで怪物化し、ラスボスになっている。結構な実力者らしく、キルバレーを単身行き来できる。

パラレル3ではリゴアテがクソをやったせいで、まとめてビランにぶち殺される

リゴアテ

囚人地下組織、JLOのリゴアテ派リーダーの虎人間。乱暴だが男気のあるやつで、部下の信望は厚いらしい。リゴアテもその部下も律儀な性格で、目上の人間を語る時は尊敬語を使う。

クルトリーゲンにJLOの中ボスと呼ばれるが、実際の設定は細かい。JLOは二つの派閥があり、穏健派リゴアテ派のボスはアリババで、過激派Jちゃん派のボスはデボス。両者ともリーダーが不在なので、代理がリーダーを務める

パラレル3では、ビランのことを凄い屈強な男だと勘違い。勧誘しに赴くが、実物はただの化け物で、JLOアジトごと皆殺しにされる

Jちゃん

囚人地下組織JLOの過激派、Jちゃん派のリーダーを務める。殺人マラカスの使い手で、知的暴力犯罪者の異名を持つ実力者

リゴアテ派と対立しつつも、同派ボスのデボス復活を成就すべく、D計画を実行する

よくこんなオバQもどきをテロ組織のリーダーにできたなと、開発者には驚嘆せざるを得ない

ザムライ・マーガンサー

ビランとともにシーバンディッツ号で護送されていた終身刑囚人。ジェイラーズの警備に引き渡されるが、デスゲート内のゴルドバ城で野放しになっている。

説明書にもイラスト付きで紹介されており、リューに恨みを持っているらしい。リューの弟とその恋人ミランダのことまで知っており、ミランダを人質にとる。パラレル4では登場すらしないが、リューの因縁の相手としてパラレル5で登場

シーガル

リューの戦友で、共にビラン討伐に参加したバウンティハンター。ビランの能力を当局から聞かされていたリューは、お互いに居場所を連絡しあっていた。しかしシーガルだけは連絡が取れず、ビランだと疑われたリューに殺される

なぜかジェイラーズ島で蘇生され、この島の副所長を務めていた。シーガルがこの島で副所長なのはつじつまが合わないが、敵として登場させることを優先したと思われる

チサト・コマチ

コユキの妹。ラビアン共和国忍者予備部隊で、ミドルネームがないので、ジュニア忍者の身分。

古代ラビアン文字を読めることから、クルトリーゲンに古代遺跡に監禁されていた。予知能力があり、リューとコユキをめぐり合わせるため、わざとこの島に来て捕まったそうだ。

実はパラレル2のバッドエンドルートでのみ戦うことができ、バトルのドット絵もちゃんと用意してある。

デボス・シュマイザー

JLOのJちゃん派の親玉で、かつてバウンティーチームのヴァノスに逮捕された。本来は終身刑のはずが、クルトリーゲンにカーボン刑に処され、カーボンルームで固体化されている。Jちゃんはビラニウムのエネルギーで、デボスを解凍するD計画をもくろむ。

設定は重要だが、これといって出番はなく、パラレル4で一番最初に倒される

アリババ

コユキの父親で、JLOリゴアテ派のボス。大盗賊アリババのとおり名で、シルバス城からシルバス像を窃盗。中からコユキが出てきたので、娘として育てた。その後逮捕されジェイラーズ島に送られ、カッパール城の隠れ家に潜んでいた。

偉大なる騎士ウーダ(かつてビランを倒した生物学者)の末裔だそうだ。

ルーク

リューの弟。当局に仕官してあちこち出張して働いていた。しかし戦闘員だったらしく、ズールーシティでビランと交戦し、キャプチャーされる。パラレル2でビランを倒すと、瀕死の渋滞で登場。リューは弟を救うためにウーダノートを探し回る

ミランダ

ルークの恋人で、リューたちバウンティハンターとも顔なじみ。説明書によると傭兵をしているらしい。トンファーを持ったビジュアルがちゃんと書いてあるが、戦闘する場面は一切ない。

バウンティチーム

ビラン討伐に参加したリューの仲間たち。ビッツ、キーウィー、シェリル、ヴァノスの四人。パラレル4で少ししか出番がないが、ちゃんとバトル用のアニメが作ってあり、戦うことができる。

カーボン刑囚人

暗殺マシンブレーダー、チェリーナ・ラファエル・ランキュフスキー、シャラン・ガブリエル・ランキュフスキーの三人。こいつらもバトルアニメーションがあるが、ほとんど出番はない。それにくわえ、デクスキャリバー監獄城内に、ヴェロン・マクナマラハン(ソードパワーをくれる正体不明人物)がいる

ブッチとダンク

ジェイシティのポンノの酒場にたむろするごろつき二人。ただの小悪党だが、一応ほとんどのチャプターに登場するのでデボスより出番が多く、戦闘も可能。