採掘場から地上に戻れないので、古代ラビアンの遺跡を通って地上を目指す
ジャク「こんな所でミイラの仲間入りはごめんだぜリュー。とにかく奥へ行こう。入り口があるんだから出口もあるはず

鍵穴の開いた石碑が立っている
リュー「なんだこれ?半分しかよねめーぞ
ジャク「これはロゼッタストーンだ。古代ラジアン文字とラジーン文字の両方で、同じ言葉が書かれている(リューはラジーン文字だけは読める
ジャク「ラジアン文明とラジーン文明は、どうやら交流があったようだな
リュー「あーなるほど。ロマンを感じるぜ。なんて書いてあるんだ?どれどれ”さまよえる王を安らぎの場所へ”(パズルのヒント

石碑の文字→双子の王子眠りのツボに。さて、三つ目のツボに入るものは?(パズルヒント
石碑の文字→ドラゴンの口は開いてこそ危険。すなあらしの罠は恐れてこそ危険
石碑の文字→カギは宝箱の中とは限らない
石碑の文字→剣もたまには役立つ。主にものを壊すのに。倒れた石もたまに役立つ。おもに踏み台にするのに
石碑の文字→ライオンに乗るものは見えざる檻を打ち破り、囚われの王女を薔薇のベットへ

ナレーションは西友の豊嶋真千子氏
ラビアン歴280年7の月、ラビアンの民は悪魔の使いに魅入られた。時の王サルタン四世はそれにビラーノと名付けた。ビラーノとはラビアンの言葉で乗り移るもの。悪魔の姿は誰も知らず、やがて夫は妻を、親を子を悪魔と疑い殺しあった

悪魔に魅入られし民はやがてラビアン宮殿をも襲い、ラビアンの街は死者であふれた。かつては慈しみの国、神の国とたたえられたラビアンの国は、悪魔に心を奪われしラビアンの民により滅ぼされようとしていた

時の王サルタン四世はすべての国々に使いを出し、生物学者のウーダを呼び寄せた。サルタン四世はウーダにナイトの称号を与え、ラビアン騎士団長としてその証である青い薔薇の紋章の盾を授けた。かくしてウーダはビラーノ討伐の命をうけた旅立った

ウーダはビラーノがラビアンの象徴と呼ばれるマジョルナ山に向かい、その頂を目指しているという報をうけ、後を追った。なぜビラーノがマジョルナ山に向かったのか誰も知らない。ただしその年はマジョルナ山が500年に一度火を噴いた年であった

ウーダはマジョルナ山の頂で、ビラーノと相対し、戦いを挑んだ。その戦いは三日三晩続いた。どちらも引くことなく、その戦いは三日三晩続くとさえ思われた

しかし三日目の灼熱の版、ウーダはついにビラーノの弱点を見出した。かくしてウーダは三日目の夜、悪魔ビラーノを亡きものとしたのである。ウーダはその時の記録をウーダノートとして、血を分けた子孫に託すことにした。後の世いつかビラーノが再来する日に備えて

ジャク「ここから先は俺も知ってるぞ。それから先はラビアン騎士団は、何度もの戦いでみな散り散りになってしまうんだ。今ではだれ一人残ってない。しかし・・・
ジャク「まあいいや。それはともかく間違いない、ビラーノはビランだ。やはり過去にもビランは現れていたんだ
リュー「このウーダーノートってのがあれば、ビランは倒せるってことかよ。しかし500年も前の話じゃな
ジャク「500年・・・これには意味があるぞ。500年周期でやってくるほうき星があるんだ。そのほうき星が近づいたとき、各地の火山が噴火し始めるんだ
ジャク「マジョルナ山も火を噴いたって言ってただろう?ほうき星は確かに近づいている。最近各地で観測されているんだ
リュー「じゃあ今がその500年目ってことか
ジャク「ビランは500年周期で現れるってことだな
リュー「それで?
ジャク「何が?
リュー「騎士団がいなくなって、どうなったんだ?
ジャク「しかし予言がある。ビラーノが再び現れることがあれば悪魔を殺すものもまた、伝説の中から帰ってくると

古代遺跡を突破し、最深部の剣の間に到達するリュー
石像「勇気あるものよくぞ来た。悪魔が再び地上に舞い降りるとき、勇士が伝説の中から帰ってくる。悪魔の名はビラーノ
守護者「そなたが悪魔ビラーノを倒せる真の勇者か、ためさせてもらう。そなたの相手を務めるのは、ラビアンの騎士の魂、ラビアンガードです
ラビアンガードと対決。キャプチャー不可
守護者「勇士よ、そなたの力確かにためさせてもらった。そなたならビラーノを倒せるであろう。ラビアンの騎士は右の剣を、ラジーンの騎士は左の剣を手にするが良い
リュー「おい!俺はラジーンのものだが、騎士じゃないぜ
ジャク「おいリュー、お前の家系はどうなっている?
リュー「家系
ジャク「祖先が騎士だったことはないのか?
リュー「俺のルーツなんて知らねえよ。ガキの頃に親は死んだ。貧乏な家だったし、家系の話なんて聞いたこともねえ。俺と弟はそれ以来修道院の施設で育ったんだ
ジャク「お前も結構過去を背負ってるんだな
リュー「大きなお世話だ
ジャク「弟がいるのか?
リュー「いるんだが、最近便りがねえ
ジャク「おいおい
リュー「あいつももう大人だ。俺が心配してやるほどヤワじゃねえ。頭が良くてな。仕官になったんだが、あちこち飛び回っているらしい。俺もこんな生業だしもう何年もあってねえよ。まてよ、最後に手紙をもらったのがズールーシティからだったな
ジャク「ビランをとらえた場所の近くだな
リュー「ああ。うまくすれば会えたかもな。シクったぜ

リュー「こっちの剣には俺の祖先のラジーンの文字が刻まれてるぜ。ラジーン国王から、サルタン四世に送られたものらしい
ジャク「とにかくそのラジーンソードを抜いてみろ。抜けたら、お前には騎士の血が流れてるってことだ
リュー「俺のルーツがラジーンの騎士なんかのはずがねえ
リューがラジーンソードを引き抜く
ジャク「お前がここに来たのは運命で決められていたようだな
リュー「俺の体にラジーンの騎士の血が!?

ジャク「こっちの剣はラビアン文字が彫られている。それにこの薔薇のかたどり。これはラビアン騎士じゃないと引き抜けないんじゃないか?

ラジーンソードを手に入れたリューは、古代遺跡を抜け、ジェイラーズ島の真ん中、センターヤードに到着