地下遺跡を抜け、ジェイラーズ島の真ん中センターヤードに到達したリュー

囚人「ここはセンターヤード。この島のど真ん中さ。俺たちは模範囚だからここに住める。もうひと頑張りすればジェイシティにも出れる。だからあたらず騒がずが一番なのさ。なにかしてまた監獄内に戻されたらたまらんからね。あんたのことも知らないし、誰にも言わないよ。
囚人「ここからさらに島の奥まで道があるんだけど、大きな門があって滅多に通れない。その門はデスゲートと呼ばれていてね、そう死の門。つまりそこからは死刑囚たち、パラダイス。血も凍るような恐ろしい場所に続いているんだ
囚人「西のカッパール城は昔巨大なモンスターを閉じ込めていた独房だったらしいんだ。だから今もそのミイラがあるらしいよ。しかもその巨大なモンスターが歩き回って、夜な夜な囚人を食べてるって噂があるんだ。もう俺は怖くてちびりそうだよ・・・
囚人「シルバス城にはものすごい高い時計塔があるんだ。初代クルトリーゲンが作ったものらしいけどね。俺が思うに初代クルトリーゲンは天に上ろうとしてたんだな、うん。
囚人「カーボンフロアについて知ってるかい?そうか、お前も監獄侵入罪で捕まったらカーボン刑にされるかもな。気をつけろよ。
囚人「カーボンフロアは不死身タイプのモンスターを、特殊なカーボン液でカチコチに固めてしまう所なんだ。やつらはそのままの形でろう人形のようにシルバス城の中に飾られているらしい。想像するだけで身の毛もよだつよ
囚人「デスゲートの先には、三つの城があるんだ。真ん中がシルバス城、東がゴルドバ城、そして西にあるのがカッパール城。古い城を改造して死刑囚を閉じ込めているんだ。うろうろするだけで死んでしまうような、とんでもないところだと聞いてるよ。今はもう何人生き残ってるかさえ誰もしらない。もしかしたら、もう幽霊しかいないかも

老囚「若いの、誰かお探しかね?
リュー「ビランはどこだ?
老囚「ビランならその家の中におるよ
ジャク「リュー油断するな罠かもしれん。お前囚人に恨まれてるんだろ?
リュー「うるせえ!俺をここまでコケにした、ビランのやつは許さねえ
建物中はアンダーシティへのエレベータになっている