ジェイラーズ島。ビラン上陸数時間前。中年女性の母と、その息子のワニ男が会話している
母「少しやせたんじゃないかい?
囚人「シガレッツ持ってきてくれたのかお袋
母「袋に入ってるよ
囚人「ここで作ってるシガレッツはまずくて仕方ねえ
母「ちゃんと食べてるのかい?病気にでもなったら
囚人「どうせ一生出られねーんだ。いっそ早死にしてーよ
母「そんなこと言わないでくれよ。母さんはね、年に一度、このクルトリーゲン所長の誕生日にしかできない面会を楽しみに
母「今年もずいぶんにぎやかだね・・・
囚人「この日だけはな。あのクソ所長も機嫌がいいらしい

巨大モニターにクルトリーゲン所長の演説が映る

所長「秩序、そう秩序こそがジェイラーズ島で生きるために、胸に刻むべき言葉である。だがこの私の誕生日である今日だけはその言葉を忘れよう。それが寛大なる心の証だからだ!諸君!私の誕生日を祝ってくれて、ありがとう!ありがとう!サンキューベリーマッチ!

ジェイシティでアドュー(トカゲ男)と、男の囚人の会話
囚人「アドューお前、囚人地下組織、JLOに加わった話は本当なのか?
アドュー「こんなところで長話している暇はないんだ
囚人「JLOが近くテロを起こすって噂は
アドュー「うるさい!俺はあんたのこと誘ったよな?でも来なかった。あんたは腰抜けだ
囚人「手に持っているのはなんだ?
アドュー「ビラニウムさ、地下鉱山からくすねてきた
囚人「ビラニウムを!?なんてことを
アドュー「これと交換にすげえ武器を都合してくれるやつと待ち合わせてる。テロには武器が必要だからな
囚人「見つかったら殺されるぞ!
アドュー「何もしなくても、ここでは同じさ。行くぜ。腰抜けに用はないよ

一人で密会場所に向かうアドュー
アドュー「あれえ武器ブローカーのやつまだきてねえな
アドュー「くそ、いつまで待たせる気だ。武器を持ってアジトに戻らなきゃ、リゴアテ様に怒られちゃうよ
アドュー「おそいぞ!うわ!なんだお前は!
ビラニウムに引き寄せられたビランに襲われるアドュー
アドュー「うわー!ぐわああ!