罠だらけのキルバレーを走破し、JLOアジトに到達したリュー
リゴアテ「なんだ貴様・・・
囚人「リゴアテ様!
リゴアテ「どうした!?
囚人「アドゥーがクルトリーゲン親衛隊につかまったようです!
リゴアテ「なに!?くそ清掃係ならばれないと思ったのに・・・
リュー「清掃係だと!?そいつはビランにキャプチャーされたやつだ!やつは今どこに?
リゴアテ「貴様何をごちゃごちゃ抜かす!お前はバウンティハンターだろう?当局の犬め。さてはアドゥーが捕まったのはお前が手引きしたんだろう
リュー「違う!俺はビランを追っているだけだ!
リゴアテ「証明できるか?
リュー「う・・・
リゴアテ「おい!アドゥーはどこに連れていかれた?
囚人「おそらく拷問室へ
リゴアテ「おいバウンティハンターよ・・・どういうわけか知らんがお前はここまで来た。だがここは俺たちの秘密のアジトだ。お前を生かして返すわけにはいかん。ここを出るときは死体袋か、あるいは俺たちの仲間として堂々とでていくかだ。お前の目には俺と同じ炎がある。だが無条件に信じることはできん。もしお前がアドゥーを無事に助け出したら、そのビランとかいう化け物の話を信じよう。

囚人「監獄城へ行くカギをやろう。上のドアを開けて階段を上るといったん外に出る。北に少し行けばデクスキャリバー監獄城が見える。そこにいけば我々の仲間が一人いるはずだ。そこまで行けば後はそいつの指示に従え。連絡は入れとく心配するな
ジャク「いったいどうなるかと思ったが、どうやら監獄までの道が開けたようだな。あのトカゲ囚人アドゥーというのか、あいつが今もビランかもしれないし、もうほかのヤツにすり替わってるかもしれない。油断するなよ

囚人「昔はパンも着物も一杯あって、人間同士が奪い合わずとも生きていける。そんな夢のような時代があったんだそうだ。本当だろうか?だったらなぜそんな時代は終わってしまったのか?もしそんな時代に生まれていれば、俺は犯罪者にならなかった・・・かも
囚人「同じJLOの仲間でも、デボスやJちゃんは、見境なしに暴れるから好きになれねーぜ。そいつらの名前を聞いたらその場から離れたほうがいい。何をしでかすかわかんねーからよ
囚人「このドアは地下鉱山への隠し通路。俺たちJLOのトップシークレットだ。内緒だぜ!リゴアテ様の許可がないと、開けないよ
囚人「俺は人の幸せなんかどうでもいい。自分さえよければ、誰がどうなろうと構わねえ。だからこの島にきたんだけどよー。でもリゴアテ様のやつが、俺を無理やりJLOに引き込んだんだ。リゴアテさまのやつ、言うこときかないと、ぶつんだもんなー・・・
囚人「あんたの話だとビランは実在するんだな。僕の故郷では子供をしつけるおとぎ話だったよ。悪い子にはビランが来るぞって
囚人「バウンティハンターめ、弱いやつらの味方をしやがって。てめえらさえいなけりゃ、犯罪者の天国なのによー・・・そうなったら誰をカモにするかって?なるほど、そりゃもっともだね

クルトリーゲン研究所で所長とドックルの会話シーン
所長「本当にこの液体は生命をもっているのか?
ドックル「厳密にいうとこの液体だけでは生命と呼べないでしょう。ただし何か別のDNAと融合させることによって、今までにない生命体が誕生するんではないかと
所長「私はな。お前のそのするのではないか?という曖昧な言い方が一番嫌いなのだ。別のDNA生物体と融合させればいいとわかっているなら、即実験してみればいいではないか。この島には生きのいいDNAサンプルが腐るほどいるのだ
ドックル「わかっております。しかし綿密な研究をしてからでないと。どのような状態のときにどのようにして、どのような種族の囚人、いやDNAサンプルをゆうごうさせればいいかわかりません。下手に実験をしてしまいますと、とんでもないモンスターが生まれて、取り返しのつかない事態にならないとも限りません
所長「イライラする。もう説明はやめてくれ
ドックル「要はいかに凶悪で、所長の思うがままに操れるモンスターを生み出すか、ではありませんか?
所長「そうそう、その通り。とにかく早くしてくれ。私は気が短いからな
所長「ビラニウムから生命を生み出すとは、だれも考えまい・・・ではたのんだぞ