海の向こう、ノルド達の故郷ノルドランド出身。とある豪族の妻でありながら、共に戦場で戦う武闘派。夫がペストで死ぬと、義理の兄弟の策謀で夫の財産を奪い取られ、復讐を誓って逃げてきた

統治権の宣伝では、主人公が軍事力によってこの大陸を統治すると主張する。それを聞いたマルニドは、戦争が増え、行き交う商人たちが犠牲になると訴える

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何か用?

ただ単に談笑したいだけです。もしお忙しくなければ。
なんでもない。人から冗談を聞く気になれないんだ。お幸せに。

ああ。そうだな、あえて聞きたいというのなら話そうか。
私は北方の古の民、とある豪族の妻。私は夫と肩を並べ共に戦った。戦の時も平穏な時も、私は常にパートナーとして彼の側にあった。しかし夫はペストで死んだ。子を残さぬままに・・・。彼は、相続人が不在の場合、自身の領土を私に継承するように定めていた。

それを知った私の義理の兄弟・・・言葉に出すのもおぞましい、忌まわしき名の男は、この領に女が領内の全権を握るという習慣は無い、と言った。無意味な意見だ。しかし彼は金を使った。その金額は私の館で働く不実な者らの忠誠心を得るに十分だった。それで、私は逃げるに至る。もはや何の立身も無く、何の希望も無い。

私の手元に十分な資金さえあれば、軍を起こし、私のものを全て取り返しに戻るつもりだ。
私は、私の剣を振るうに値する、盾持つ指揮官を探している・・・この国の君主らは、しばしば城の奥に閉じこもる傾向にあるが、むしろ栄光と富を勝ち取る為に、自ら盾を持ち突き進むような指揮官が好ましい。同時に、私には一刻も早く資金を得る必要がある。

私の元なら、正々堂々の正攻法と、略奪による富を提供できるだろう。
君の義理の兄弟は正しいな、女は帰って暖炉の番でもしてな。

そうか!では、その申し出を受けよう。貴方の盾の元で戦えることを嬉しく思う。しかし警告しよう・・・もし私に薪を拾わせたり、食事を作らせる気でいるのなら、良くない結末が待っているということを。

心配いりません、奥様。貴方は未亡人で豪族の娘として扱われます。
だがね、あんたが俺の命令あらば何でもやるってつもりはないなら、他で稼ぐことだ。

よし、あんたのために戦うよ。だがまずは気前良く500デナル欲しいな。仲間に金と獲物をありつかせてくれる才覚がある隊長なら、この程度はすぐ出せるわよね。一文無しにはついていけないよ。
もちろん、文無しなんかじゃない。500デナル、あんたの金だ。

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{s21}とは面白くないな。戦いで斃れるは誉れだが、卑怯者の率いる隊で戦うのは名折れだ。

既にお察しの通り、生意気なペテン師のジェレムスにはうんざりしている。ついさっき、朋輩に言ってやった、ここらの百姓どもは大口を開けっぴろげで眉がゲジゲジな様は度を越している、さしずめ猿と一緒に育ったに違いあるまいとな。

ジェレムスめ、生意気にも私の話を腰を折って、こともあろうに野蛮で無知だと呼ばわりおった。その他にも言い立てておったが口にする気にもなれん。奴の喉首をその場で掻き切らなかったのは、ひとえにそなたへの敬意ゆえだ。 伝えておくべきと思い言ったまでだ。

ユミラは生意気で我慢がならぬ。礼儀を尽くし親切にさえしたのに、剣呑にはねつけてくるばかりだ。
先日の戦のあと、武器の手入れをしている折、奴の器量をふと褒めて、我が領を取り戻した折には我が家臣に娶わせてやろうと申したのだ。

父から勘当された女など人生に大した見込みなどあるまい、寛大な申し出だと思ったのだ。 だが、奴は感謝もせず、一言もいわず背を向けおった。お主の顔を潰してはならんから、その場ですぐさま奴に礼儀を叩き込むのだけは控えたがな。

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なかなかの戦いだった。それにしてもニザールの挑発は素晴らしかった。
血筋、風貌、風俗に至るまで古のカルラディアの伝統詩に織り込んで歌い上げた奴の腕前は見事だ。個人的には英雄譚のほうが好みだが、ノルドとて詩の技に敬意を払うことくらい知っている。

脱退

そなたのため盾を連ねて戦い、しかも見事に戦ったものだ。だがそなたの統率は正直受け入れ難いこともあったし、私には他に果たすべき務めがあるのだ。勝ち得た戦利品を携え、己の隊を引き連れてノルドランドへ乗り出し、卑劣な義兄から夫の館を 取り戻そうと思う。そなたに幸いあれと祈っている。

復帰

ご機嫌いかがかな、{playername}殿。かつての激しい言葉の応酬を水に流して下さるとありがたいのだが。私といえばノルドの民に入り混じり狩りをし、我が夫の館を取り戻さんと人を募っていたが、戦船に乗り組むに足るだけを集められず、 かろうじて集まった者共も倦み疲れて散り散りとなってしまった。我が蓄えを呑み干してしまってね。そこで、かつてのように戦に戻ろうかと思うのだ。 あの良き日々、実り多い日々をまた迎えたいのだ。

帰郷

懐かしい音だな。岬に波があたっては砕けているんだ。ガンディグ岬が近いな。
こんな話を聞いたことはないか?ノルドランドから“粗野な男”ガンディグがカルラディアに渡ってきた時のこと。ガンディグは岬に旗を突き立てて正統な所領を取り戻すまでこのままにすると誓ったのだ。

この正統な所領というのはな、ある吟遊詩人がガンディグに皇帝がノルドにカルラディアを遺贈したと話したのを信じ込んだのさ。本当は海沿いの土地をくれたに過ぎなかったんだがね、我らの民が帝国のガレー船の漕ぎ手となるようにとの思し召しだったわけだ。

それでも吟遊詩人の歌はガンディグが戦士を募る大義にはなった。とはいえノルドの民は大義など必要ないが。海を渡り、カルラディアにいたノルド人を集め、リヴァチェグの岩壁へと向かって進撃した。

だが、ベージャーに討たれてしまい、旗は波間に投げ込まれたのさ。それでもノルド人はこの地に続々とやって来てるし、いつの日かカルラディア全土を我が物とするだろうさ。
生まれたのは海の向こう、ノルドランドだ。我が夫の館もノルドランドにある。
{playername}

統治権の宣伝

ビェルンスタッドのサーガは、大業を成した人物は、時機を見計らい、他者を乗り越えて玉座を要求することもあると語っているわ。つまり、あなたなら成し遂げられると言いたいわけ。

支持します・・・条件つきですが。プラヴェンでもサルゴスでも、あなたが王になったら望みのままに支配できるでしょう、けれど、私の城塞は自分で統治したいのです。そして、仮に私が、領地や家畜、血統のことであなたの郷士と係争を抱えることになったら、古き流儀に従い剣と剣に解決をゆだねて、天にどちらが正しいか決してもらいましょう。

わかった。
その条件はひどい高望みだな。

よかった!じゃあ数週間暇をもらえるかしら、この国の宮廷を巡って、あなたが郷士とその権利を尊重する{国王/元首}だと報せてくるわ。あなたの立派な鼻が届かない所には、あなたは突き出さないだろうし、カルラディアはそれで良くなるのよ。

隊長・・・あなたが国中の諸侯の元へフィレンティスを派遣したのは、剣によって物事を解決するものがいなくなるように、統治下では平和を押し付けるつもりだと語らせるためだとか。

私たちをベッドの中で死なせてくれるって事?それは我が一族にとってひどい恥辱だわ。{国王/元首}の義務は、私たちを戦いに導くことであって、喧嘩や紛争のやり方を命ずることじゃないわ。

情報収集

ノルド王国での出来事について興味があるなら、引退した以前の戦友で、今はウェルチェグの近くで農場を開いている男がいるわ。彼は数人の老戦士と、今でも交友を保っているの。数日ほど彼の元を訪れれば、その地域について詳しく知ることができるわ。

領地を与える

私を郷士にしてくれるの?それなら、ほんのしばらく私の遺産を奪還するのは後回しにできるし、 {s17}に私の屋敷を作ろうと思うわ。いつの日か、私は自分のものを取り戻すために遠征しなければならないかもしれないけれど、その日までは、 あなたの旗の下に、冷酷に戦うノルド人の軍旗を掲げられるのが嬉しいわ。

対決

今や我らは敵として出会い、まもなく盾の縁際に互いの顔を見出すかもしれない。なんと残酷な一日か。時に運命の紡ぎ手は、陰湿なユーモアセンスを見せるのか。

女性主人公

失礼、{playername}、あなたにお祝いの言葉を述べたいわ。私が見たところ、人々を恐れさせる戦士として、あなたなりに上手く名を上げつつあるのだから。

あなたが男だったら、この地の王たちは躍起になって、あなたを取り込もうとしているに違いないわ。ああ、この世界では、私たち女は、当然の権利を得るためだけでも、倍する困難と戦わなくてはならないわ。