この黒人はプレイボーイで、馬を駆り、詩を朗読し、女をたぶらかしていた

コンパニオンの中でも有望で強キャラの部類だが、アライェンとフレンティスと仲が悪いため、命が危ないかもしれない

加入時

やあ、旅人よ。僕はニザールだ。僕のことは間違いなく聞いたことがあるだろうね。

ふむ、思い当たらないな。
ないな。君を知人であるかのようには言えないよ。

なんと知らぬとな?ならば我が愛馬のことはどうかな。カルラディアの野を月の矢のごとく駆ける馬の事を 聞いたことはあろう?それとも我が剣はどうかな。あまたの王族の血を存分に味わったこの刃、耳にした覚えはあろう?

僕の本業は戦士さ。でも詩人としての才能を耳にしたことがあるかな、お堅い娘でもうっとりさせるぐらいさ。それにベッドの上での才能もなかなかでね。僕はカルラディアを結構気に入ってる。それでここ数年はあちこちの街や城、村々を廻ってた。僕の才能を最大限に生かしてね。

とはいえ、行った先々の街で覚えてるのは大抵の場合、怒ってる亭主の顔だけどね。僕が町を出るのを助けてくれないかな?
カルラディアを当て所なく旅して残ったのは、恋に悩む女性と浮気された亭主の列だけさ。だけど単純な挑戦の繰り返しには疲れてきてね、戦場に戻ったほうが気晴らしになるんじゃないかと考えてる。

私の軍隊で余っている剣を使うことができるかもな。
いいえ、ごめんなさい。あなたにできることは何もないです。

本当かい?僕を雇うのは賢明な判断だね。
剣、槍そして弓。戦のための全ての技術は壮大な韻文の要素なのさ。数多の世代を超えて、祭りで、野営で、雑多な居酒屋で、王の広間で語り継がれるべく、共に妙技を披露しようじゃないか。

よろしい。支度をしてくれ。出発するぞ。
実は、考え直したんだが、名誉に固執する戦士は部隊にとって危険なんだ。

さてと契約する前にだが、ここに逗留しているうちに少々勘定が溜まってなぁ。ほんの300デナルだが。友情の証として立て替えてくれないか?
友人のためとあらばもちろんだ。300デナルだな。じゃすぐに出発するつもりでいてくれ。

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できればの話だが、正直{s21}のは気が進まないね。カルラディアの世間は狭いぜ。悪い噂はすぐに広まる。評判は大事にしないとな。敵どもが皮肉ってこの一件を歌にする様が目に浮かぶようだぜ。

アライェンにはかなり参ってる。口にする事といえば騎士道だの、武勲だのの話ばっかりでね。

勇敢なのは大変結構。だけど、人生で求めるべきは武勲のみじゃないさ。僕としては酔っ払って道端で目を覚ましたこともなく、愛人に平手打ちされたこともない奴なんかとても信用ならんね。

フレンティスはちょっと神経質すぎないか?こないだ、敵と剣を交わしてる最中、 母親をネタに相手をからかってたんだが、彼奴ときたらかんかんに怒りだしたんだぜ。

ようやく落ち着いたところで、思いあがって天の怒りを招くなとフレンティスが言い放ったのだ。そこで、僕は少なくとも兄弟殺しはしてないし、戦場での戯言などよりはるかに天に背くと思うがねと答えた次第さ。

すると彼奴め、猿の尻のように顔を真っ赤にして飛びかかってきたので、飛び退ってかわしてやった。気楽にやれと言ってやってくれないか。

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今日は一段と名を挙げられましたな、我が勇者よ。マテルドもまた素晴らしい。 戦へ駒を進める折、彼女が歌う同胞の歌は僕の心にも響くんだ。

アマゾネスの女丈夫よりは内気なはにかみのほうが好みなんだが、武張った猛々しさのうちに女らしさを秘めていることにも気付いてた事は認めないとね。

旅路でも野営でも彼女がお高くとまっているのは確かだけど、僕の言葉の前には彼女を包むノルドの氷も溶ける日も来るさ。

脱退

あなたが輝くほど、僕は霞んでいくんだ。太陽に対する月のようにね。そこで自ら名を立てる事にしたのさ。幸運を祈るよ。
お互いの絆をここで断ちたいと存じる。他に仕官の伝手を求めようかと思う次第だ。

復帰

おぉ、勇者よ。ご機嫌いかがかな?殿にお目にかかりたいと願っておりました。行く先々で殿の勲しの物語や歌を耳にしております。

道を分かって以来、後悔に駆られたことを、殿の盛名ぶりに嫉妬を覚えたことを告白せねばなりますまい。

いま一度殿の傍らで戦えたら、殿の栄光に浴し、一翼を担えたらと願っております。再び共に馬を駆ることはできますまいか、ほんの短い間でもよいのです。

帰郷

エルゲロン城か!なんとうるわしき地であることか、ロドック台地の麓のこの地は。はるか昔の夏、過ごした日々が懐かしい。

スワディアの部隊と共にここに来たんだが、森の中でロドックの連中に待ち伏せされ、騎兵は斬り伏せられ、散り散りに逃げているうちに高地の谷で牛飼いの女に匿われた。

またとない顔立ちの良い女で、牧草地の洞窟へ案内され、チーズや木の実を持って来ては丘に伝わる話を聞かせてくれた。――迷った動物をその群れへと案内する陽気な山羊の話や、風に乗り、雲を追う幽霊のような猟師の話をね。 なんとも鄙びていることだ。

やがてはこの地を去ったわけだが、時として彼女が朝靄の中を牛の群れを率いていく姿が思い浮かぶことがあって・・・、その背中には幼子がいるような気がするんだ。彼女を探したいと思いに駆られることもある。でも、いや駄目だ。人は過去を振り返るべきじゃないんだ。

あぁ、それは遠くの地から来ました。さもなければ君は既に僕のことを聞いていて、そんなことを問う必要もなかっただろうから。
勇敢なる者

統治権

それは素晴らしいことになるぞ、{閣下/お嬢様}!勇気を発揮したものこそが王冠を頂くに相応しいとは、多くの英雄物語が語るところだ。たぶんあなたは無名の存在からダバラ王となった、アシュダブの息子アンタランの叙事詩をご存知だろう。素晴らしき物語だよ!

無論です、{閣下/奥様}。アンタランの物語から学べることですが、玉座を求める瞬間は、叙事詩の主題を損なわず、焚き火や暖炉の周りで物語られ、その人物の業績を評するものとなります。そしてもちろんあなたがご存知のように、私は公明正大な対句の作詞者のつもりです。

ああ、確かに君はそのとおりだな。
うーん。それはどうだろう。

ならば数週間の暇を頂きたい。おお勇敢なる者よ、鈍感なる者さえ目覚めるように、私は物語を語って回り、あなたの美徳を賞賛させ、あなたの苦難に同情させ、あなたの前に立ちはだかるものを憎悪させましょう。無論のこと、細かい点については、ある程度の詩的許容が許されであろうと存じますが?

おお、勇敢なるものよ。聞きましたぞ、この国の人々が敬愛する全てを傷つけ、古の皇帝たちを殺人と簒奪で非難する不快な文書を書かせるために、ジェレムスに休暇をやったそうですな。

隊長、私は詩人として、人々は英雄を見習い、黄金時代を蘇らせなければならないと理解しています。あなたは皮肉屋と学者が、我らの信じるべきものを語るような王国を作るつもりですか?この上なくつまらないように思えますよ。

情報収集

おお、勇敢なるものよ!あなたのお許しがあれば、スノの近くの谷を訪れようと考えていました。 古い牧場を再訪するつもりではありませんが、以前知り合った美しい羊飼いの娘がどうしているか、好奇心を抱いていることは認めねばなりますまい。 途中には城に立ち寄ることもあるでしょう。広間に入り込むのはそう難しいことではありませんし、スワディアからの最新のニュースをあなたに提供できるかもしれません。

領土を与える

なんと寛大で情け深いことか、{陛下/女王陛下}。私を選出したあなたに賢明さに、最大限の敬意を表させていただきたい。まことにあなたの眼力は、髪の毛一筋から人物を見抜くことができたラミヌール王をも上回るに違いない。あなたの見識は、魔神の論争さえ解決したアケムブラ皇帝をも凌駕しているでしょう。ともあれ、私は受け入れましょう。

敵対

敵として出会うとは悲しいな、隊長。とはいえ一方では、戦場の巨人であるあなたと戦えるのは、またとない名誉だ。実際のところ、我らの競演の一報は、カルラディアの歌手と詩人に、何か月もワインと銀をもたらすだろうね、そう思うだろう?