直列接続された抵抗の合成抵抗
電気回路で使用される器具や素子(抵抗)をまっすぐに接続する方法
直列接続の抵抗 全部の抵抗の和
a○━R1━R2━R3━R4━○b
Rab=R1+R2+R3+R4[Ω]
Q1端子a-b間の合成抵抗[Ω] は
a○━3Ω━6Ω━○b
3Ω+6Ω=9Ω
並列接続の抵抗の計算
┏━R1Ω━┓
a○╋━R2Ω━╋○b
┣━R3Ω━┫
┗━R4Ω━┛
Rab=1÷(1/R1+1/R2+1/R3+1/R4)[Ω]
または1/Rab=1/R1+1/R2+1/R3+1/R4
並列接続の抵抗の計算は面倒だが、以下の場合に限り簡略化できる
それぞれの抵抗の大きさが等しい場合、抵抗につながれている本数で割る
┏━4Ω━┓
┻━4Ω━┻
4Ω÷2=2
┏━3Ω━┓
╋━3Ω━╋
┗━3Ω━┛
3Ω÷3=1Ω
数値が異なる、二個の抵抗を並列接続した場合
┏━3Ω━┓
┻━6Ω━┻
2個の抵抗を並列接続した場合の抵抗は、和分の積となる。ただし三個以上の並列の抵抗では不可
3×6/(3+6)=18/9=2
直列接続や並列接続が入りまじっている
抵抗の直列接続や並列接続が入りまじっている場合は次のように計算する.
(1)直列回路にまとめる
①の並列回路をさきに計算する
②直列回路を計算する
①5[Ω],②2[Ω]および5[Ω]の直列回路として計算する.
合成抵抗=5+5+2=12[Ω]
(2)並列回路にまとめる
最も内側の回路からまとめ
①の回路 20 × 60/(20+60)=15[Ω],①+15[Ω]
として計算する.
合成抵抗=20*30/(20+30)=12