以下はネットで拾った素晴らしい詩だが、いつの間にか検索しても出てこなくなり、出典が全く分からなくなった

伝道の書の追記

私は地上で労したすべての労苦を憎んだ。
後に来る者に、築き上げた財産を残さねばならない。
それが愚者であるか、賢者であるか、だれが知り得よう。

恐れるな。
お前がどれだけ富を築き、名声を得ても
死ぬときには、何一つもって行くことはできない。
誰しも、みな先祖たちと共に、暗闇に屠られる。
人はその栄華の中にあっても、悟りがなければ、滅びうせる獣に等しい

労働の詩

苦しむ者たちよ 聞きなさい
重荷を負うのはあなたたちなのですよ。
主人と呼ばれるが故、兄弟を忘れている人たちよ

彼らは命じ、あなたは従う
彼らは見張り、あなたは働く
彼らは眠り、あなたは寝ずの番
彼らは収穫の果実を食むが、あなたが享けるものは労働につぐ労働
あなたの仕事場ほど甘美に満ちた場所はないが、誰のために甘いのだろうか

詩人は言う「働き蜂は蜜を作るが、それは決して自分のためではない

自作詩

人間の心は徳に惹かれるようにできている
いくら知能が高い動物と言えど、徳に惹かれることはない
機械は人間より知能をもつが、徳に惹かれることはない
徳に惹かれるのは人間だけである
徳に惹かれない人間は、機械でできた心を持つものである

兄弟たちよ、世を友とする者に惹かれてはならない
彼らは賢く富んでいるが、徳に惹かれる心を持たない
その者に惹かれるのは、富や名声に惹かれることと同じである

思い出せ。
救い主は持たざる人であったが、その知恵と徳によって
貧しき者をお救いになられたではなかったか