PCは古来より色々なラインナップがあって、人によっておすすめは違うといわれている。だが私は2023年は、Radeon 680MかRadeon 780M搭載のミニPCが最善の選択だと考えている
PCの性能なんてすでにwindows11を動かすのに十分すぎるほどあって、唯一スペックで重要になるのはGPU(映像処理)の性能だけだ。GPUの性能が低ければゲームは諦めるしかない
ゲーマーもタワー型PCは止めとけ
GPUの性能はデスクトップPC向けの外付けGPUが最も性能が高い。むかしはゲーマーは必ず外付けGPUを内蔵できる大きなタワー型PCが推奨されていた。
が現状タワー型はおすすめできない。外付けを買わなくても内臓GPUのRadeon 680M(GTX1050TI相当)で、ミドル以上(PS5世代)のゲームでなければ十分プレイできるのだ。4k解像度かYoutuberでもなければ、Radeon 680M(GTX1050TI相当)でゲームをするに足りてしまう
また電気代の高騰が慢性的で今後下がる見込みもないので、消費電力が多い外付けGPUは、普通のユーザーにはおすすめできない
例外は唯一stable diffusionなどのAIイラスト作成を使うのであれば、VRAMが多い外付けGPUが必須になる。エロ絵作りたくても、高価格、高消費電力の外付けGPUが必要で諦めているユーザーも多いだろう
おすすめはミニPC
RYZEN APUの内臓GPUで、最高の性能を誇るのは、RDNA3世代のRadeon 780M(GTX1650相当)で次いで、Radeon 680M(GTX1050TI相当)
この二つの内臓GPUはノートPC用CPU搭載で、搭載しているPCは価格comで検索できる
ラインナップは多いが、高価なゲーミングノートPC系にしか搭載されていない。比較的安価なのがミニPC系だ。
PCもって移動しない場合、ノートPCよりもデスクトップ(ミニPC)のほうがメリットが多い。外付けのデバイスやディスプレイを使う場合、ノートPCよりも省スペースだし、廃熱にも余裕がある
タワー型PCのデメリット
なおこれらのAPUは、現状デスクトップ向けCPUとしては発売されていないので、タワー型PCなどに使うことはできない。よって現状タワー型デスクトップはコストパフォーマンス重視のユーザーにはおすすめできない
大きなタワー型PCにコスパ重視のAPUを搭載するのは不釣り合いに見えるが、廃熱効率に優れた市販のCPUクーラーを換装できるメリットがある。一方デメリットにデスクトップ向けの大型大容量電源ユニットを搭載しなければならない。
タワー型PCにとって大きな電源ユニットは一番デリケートなパーツで、熱で消耗しやすく、寿命が短いパーツだと言われている。デスクトップ向け電源ユニットはコードとコネクタで場所を占拠する上、熱を発するのでこまめなクリーニングが必須。
箱型の電源ユニットには廃熱ファンが取り付けられているが、この内部も絶対にクリーニングしたほうが良い。ファンが回るたび埃が内部に吸い込まれていき、蓄熱するようになってしまう。しかしPCケース内部のマザーボードに接続された電源ユニットのクリーニングは、PC詳しい人間でもものすごい大変な作業だ。
この大きな電源ユニットを使わないデスクトップPCに、唯一DESKMINIがあった。がX300(ZEN3 RYZEN5600G搭載可)のモデルから新しいものが出ておらず、値段も高騰していて、おすすめできなくなった
以上からコスパ重視のゲーマーなんかには最新のRIZEN APUを搭載しているミニPCをお勧めする。