5時ごろ目が覚めた。着替えや書類が床に散乱してワンルームが歩けない。退職後に初めて断捨離を始めた
ヤマダデンキ関係の書類はもういらないはず・・・衣類は研修生ワッペンのピンで穴が開いてしまったワイシャツはすべて処分した
勤務中ずっとはいていた革靴も捨てた。本当にこの革靴長いこと使っていて、5年前の職業訓練校時代からずっとはいてたものだ。かかとがすり減って側面の皮が薄く穴が開いている。
5時ごろ目が覚めた。着替えや書類が床に散乱してワンルームが歩けない。退職後に初めて断捨離を始めた
ヤマダデンキ関係の書類はもういらないはず・・・衣類は研修生ワッペンのピンで穴が開いてしまったワイシャツはすべて処分した
勤務中ずっとはいていた革靴も捨てた。本当にこの革靴長いこと使っていて、5年前の職業訓練校時代からずっとはいてたものだ。かかとがすり減って側面の皮が薄く穴が開いている。
プリントの処分は本当に困る・・・税金の支払いは控除の証明書になっていて、捨てたら後で困るか予想できない。かなりたまってたし、仕事が忙しくなると掃除する暇もなくなるはずなので、迷いつつ捨てた
今度の仕事に使えそうな衣類を探した。まず片っぽしかない作業用手袋を苦労して、両方を見つけた。滑り防止の軍手以外の作業用手袋が必要だといわれてる
昔買ったリネンのお手拭きタオルの布切れを三枚見つけた。タオル代わりになる
熱中症対策の帽子も用意しておくよう言われた。これは買うしかない。だが帽子は結構なくしたりして邪魔なんだよな
あと汚れが目立たない色のポリエステルのポロシャツを三枚買う。清掃のユニフォームで紺色のポロシャツをもらっているが、綿混素材だった。ポリエステルは乾くのが速く、透けないので、仕事着ではとくに重要になる
清掃服はもったいないが、捨てようと思う。ちゃんとした衣類だが、綿素材は乾くのに時間がかかるので、仕事につかえない。少しでもアパートの荷物を減らしておけば、掃除も物探しもずっと楽になる。
あと水筒。熱中症が心配される取付作業なので、冷たい水分を常に携帯しておく必要がある。
昼食はコンビニだといわれた。弁当は腐るので辞めるようにと言われた。まあそうだ。しかしコンビニ弁当は観光地価格かと錯覚するほどコスパ悪い
押し入れの中をひっくり返して、ようやく上記のものを見つけた。大した量でもないのに、ものすごい疲れた。そのあと三日ぶりに掃除機をかけ終えた。これだけやって朝の7時を回っていた。疲れてしばらく横になってから昨日の日記を描いた
8時を回って教習所に電話を掛けた。9時まで営業時間外だった。できれば休日の今日に教習を取りたいので、気が気でない
教習の予約はすでに悩みの種だった。気前の良い読者の方にアマゾンのギフト券計2万円分もらって、アドバイスまでもらった。苦手な教官はNGできるし、クレーム入れると、相手の態度も下出に代わるというアドバイスだった
そうだった。そういえば教習所って苦手な教官は変えてくれるシステムがあったんだよな。忘れてた。まあ言ってることももっともだと感じた。態度が悪いやつにそのことを指摘するのは悪いことではない。ほかの利用者も酷い態度を取られてしまうので。だが自分が矢面に立って、クレーム入れるとなると話は別だ
自分の教習所にもNGあるか探してみたが、ない。ただし、予約の時に教官を指名できる。どんな教官がいたか思い出した。
最初の二時間は、講習始まると同時にばっと説明を初めて、苦手だった。しかし総じて親切な方だった。「エンストでガタガタしても、走り切ればオッケーですから」というアドバイスをもらった時、寛容な人だと感じた。走行中にもあまり注意をガンガン入れてくるほうではなく、見守っていたのだ
二人目は典型的な嫌な教官で、60代くらいのやせた爺で、とにかく口うるさい。いつもイライラしている
三人目は一件親切そうな中年男性だった。しかし親切な口調とは裏はらに嫌味な注意の仕方をしてくる。これいいましたよね。そんなことしなくていいんですよ。少しは落ち着けないんですか?とか嫌味をガンガンいってくる。
しかも三人目はクイズ大会をやってきた。車を止める時にあなた何か忘れてませんか?と言ってきたのだ。自分があたふた「わからない」と言うと、「ちゃんと言いましたよね。自分で考えてください」。といって質問に答えようとしない。正解は停車時はギアをバックギアに入れないといけない。
思い出した。本当に性格悪いやつはクイズ大会が好きなのだ。まじでどんな業界の人間でも、そういうやつが必ずいる。自分がいったこと覚えてますか?とかこういうときどうすればいいんですか?そんなこと言ってないですよね?とこっちをガン見して威圧しようとしてくる。ヤマダの自分の上司もこのタイプで本当に嫌な思いをした
ともかく指名するなら一人目の教官を選ぶべきだと気づいた。本当は昨日の昼休みに電話して予約を取り直そうと思ったのだが、手元に教習本がないので調べられず、電話を諦めるしかなかった
何度も電話を入れなおし、なんとか9時に教習所につながった。やはり今日の予約は取れなかった。明日以降にいくつか教習が取れた。しかし指名はできなかった。すでに指名が入っており、一週間後からになってしまったのだ
俺は悟った。これから何度も嫌な教官にあたるし、そいつらはこっちの勉強を妨害してくる。すでに四時間のってるのに、いまだに坂道発進を一度しか練習してない。しかもこれ初日の教官と練習したきりなのだ
残りの二人の教官は、自分のギアチェンジがスムーズではないことを理由に、評価を著しく下げ、同じコースを何度もぐるぐる回している可能性がある。ちょっと進まな過ぎて、向こうが授業を進めるつもりがないと、文句を言わなければいけないレベルで
教官にクレームを入れることを想像した。正直どういえばいいか見当もつかない。まだ一時間しか同席してない教官ばかりで、相手の顔もろくに覚えてない。
すごい重大な懸念がある。こっちは素人なので、授業の良し悪しなんてわからない。なににどう文句を言えばいいかわからない。安全運転させるためにわざと口うるさく注意してくれるのかもしれない。そう生徒が思いこんでしまうのが、あの連中がいっそう傲慢な態度を取る理由だ
教習所の教官はほかの先生やトレーナーとは違う特殊な職業だな思う。まずたくさんの生徒に囲まれて授業することがない。生徒がたくさんいると教師は見張られているので、横暴な態度は取れない
生徒にあの教師は教え方が下手と広まったり、授業中に誤りを指摘される可能性がある。事業中常に見られているので、不遜な態度にクレームはすぐに入れられる。
一方教習所では運転に集中しているので、講師の口調や態度に注目できない。マンツーマンなので、講師側は生徒に対して威圧的な態度を取りやすい。また威圧的で口うるさい態度も、安全に注意されるため、わざと意地が悪い態度をとっていると、言い逃れできる。教習所の教官を助長させる要素はいくらでもあるわけだ
かといって自分は、どういうクレームを誰に入れればいいか思いつかない。なんとなく思ったんだが、「自分はMT車を運転を上手になりたいわけなく、試験に合格したいだけ。だから試験に合格する指導だけしてくれ」と伝えるのがベターなような気がする。どうしたものか
窓を見ると暑すぎる陽気が雲に隠れ、小さな雷鳴とともににわか雨が降ってきた。部屋が暗くなり、冷たい空気がながれてきたので、急いで洗濯物を取り込んだ。今日は制服を返しに行くのは無理だな思った