巡回先の秦野下大槻団地について調べていた。ここ付近にトライアルボックス秦野店というスーパーが一軒あったのだが、それが今年10月に廃業してしまった

1kmぐらい先にクリエイトSDがあるが、かなり不便なのは間違いない

この下大槻団地は4階建ての団地が20棟あまりあり、近くに小学校、高校もある巨大集合団地であるが、順調に過疎化しているようだ。

見た目は立派な団地だが、人気がほとんどなく、夜は不気味な場所と化している。一人で暮らすのは寂しく心細い場所なので、もっと入居者は減っていくだろう

誰でも経験があるだろうが、さびれた学校や病院のような人気がない人が住む場所は、それだけで不気味な場所になる。草木が育った空地より、はるかに恐ろしいのだ

ここが過疎るということは併設された小学校と高校も一緒に廃校になるということなので、日本でも有数の廃墟団地に育つ可能性がある

今日の教習は夜7時からで、第二段階の見極めだった。昨日窓口で確認したときは今日がみきわめかわからなかった

別に大したことはなかったが、予想外の連続だった

みきわめはうまくはないが、何とかパスできると予想していた。しかし実際の運転はミスばかりで、停車処置で道端によせすぎてしまった。教官にも植え込みにあたると辛辣に言われたが、夜間でサイドアンダーミラーがよく見えなかったので、よせすぎてしまったらしい

次いで交差点で後続からトラックが来ているので、中央線によせるようにと言われた。右に寄せなければいけないところを、左に寄せてしまったのだ。右車線によらなければならないが、私が勘違いして左車線の中央線に寄せてしまったのだ。これも相当怒られた

運転は今日は右によりすぎていると注意された。前々から左によりすぎていると注意されていると怒られていたので、意識して右に寄せていたら、今度はよせすぎだと怒られた

路上走行中にエンストは三回。交差点で一回、停止から発進のとき、ブレーキを踏みながら半クラッチしようとしたのが原因。次いで坂道発進で二回エンストした。坂道は本当に難しくて、サイドブレーキを上げたら、クラッチとアクセルを微妙に踏みつつ、サイドブレーキを下げないとならない

最後に方向転換で一回切り返しのミス。縦列で一回切り返しのミス。

全体的に教官の態度は辛辣で、みきわめの判子はもらえそうになかったが、なぜか有料判定でもらえたのだ。しかし私がまた予想外にこじらせてしまった

卒業検定前に路上の教習をうけたいと考えていたのだ。卒業する可能性を上げるために。だがそのためにはこの教習を不良判定しないと、教習の予約は取れないと言い放たれた。今でも迷っているが、明日予約が取れているので、無理行って見極めを不合格にしてもらった。

普通はウケないと思うし、教官にも金かかるから勧めないといい放たれたが、明日二時間乗るつもりでいたので、不合格の運びにしてしまった。私はいままで卒研二回落ちた経験があるので、そういう行動に出たのかもしれない

技能教習後の運転の評価も予想外だった。「業務用の車両に乗るなら、マニュアルは止めてATに乗せてもらいなさい」と言われた。それほどまでに私の運転は酷かったらしい。どうもあまりにも余裕がなさすぎる、という印象だそうだ

じゃあ教習所通ってさらに運転経験を積んだほうが良い、と普通はいうだろうが、もうこれ以上はうまくならないから、さっさと卒研進んだほうがよいと言われた。「運転下手なら、もっと運転経験をつめ」と普通言われるが、自分はなんか運転自体向いてないという評価らしい。正直そんな評価を教官からされるのは予想外だった

教官から職場の先輩から運転のアドバイスを常にうけなさいと言われた。嫌なことだ。灯油配送業の所長がせっかちタイプのベテランドライバーで、そういう人間ばかり集まっている。50~60代のドライバーだが、10トン程度の灯油ローリーで、法定速度の+20キロくらい飛ばす人たちだ。運転ベテランなのわかるが、すげえ上下関係に厳しい嫌な奴らで、正直会話自体したくない

兄貴と先輩(退職済み)と正社員君は異なり、間違いなく優良ドライバーだと見ている。運転センスがあって飛ばすこともできるが、社用車なので法定速度をきっちりじゅんししている

で肝心の私のドライバーとしての性格だが、運転にトラウマや恐怖心をもつタイプだ

私は施工管理の派遣時代に軽微な接触事故と、溝にタイヤを落として損害賠償を請求された経験がある。加え運転中に親、会社の同僚、教官などあらゆる同乗者に運転技術を辛辣にこき下ろされている

自分自身運転が下手だと思っているし、いくら注意しても必ず事故を起こすとすら思っている。その感情が運転の態度にも出ていると思う。教官からみれば明らかに運転を恐れている。

教習振り返って予想の反対の事ばかり起きた。明日は教習やめてシフト入れてもらって働くのが正解だったのかもしれない。何をやっても不安で仕方なくなる