書くことはいっぱいあった

前日厚木の焼却施設の派遣に内定した。本来は即日回答がもらえるはずが、自分が短期離職を繰り返した、という理由で、四日ほど回答を保留されていた

自分は選考がこじれた時点で不合格だと考えていたが、どんな風の吹き回しか就業という運びになった。施設運営の管理職達にどんなやり取りがあったのかは全く想像できない

電話で伝えられた時点で、選考中、面接予定の就業先にすべて電話をかけて辞退を申し出た。この辺も相当後ろめたかった。突然内定を取り消されるんではないか?面接に行くのも大変だった。もっといい就業先があるんではないか、という心配が行動を邪魔した

心残りだったのは前日面接を受けた最寄りの環境施設が良い場所だったことだ。すごい奇麗な施設で場所も近い。仕事もホワイトに見えた。どっちかというとこっちに行きたいが、選考を辞退した。例えばこの施設に内定がでてれば行動は代わっていたが、時間をかけて結局落とされる可能性は高い。内定を保留するのはリスクが高すぎる

 

夜はタイミーにいった。前日ステーキハウスの食器洗いの募集があったので。就業時間は5時間30分

一週間以上働いていないと、あちこち体がだるくて不眠に悩まされている。これから働くにあたって体を動かす必要もあるし、リハビリが必要だった

正直タイミーに応募するのはいちいち恐ろしい。仕事が楽だったためしは一度もない。5時間30分休みなしとなると、今まで一番きついのは間違いない

夕方ステーキハウスにつくと、肥満体のやたら愛想のよい男がワンオペしていた。その男から食器洗いはいまないので、ステーキ皿に盛り付ける紙のコースターを織って用意しておく作業を指示された。折り紙と呼ばれている作業で、マックとかにあるような紙ナプキンを半分に織って大量に用意しておくだけである

その作業を3時間くらいずっと続けた。厨房は広々としており作業はしやすかったが。だが3時間も休みなくやっていると、それもきつくなってくる

途中で夜のシフト任されている大学生らしき二人が来た。彼らも無茶苦茶忙しい毎日を送っているらしく、夕方のゼミが終わってすぐにバイトに来ているらしかった

最近の若いやつはやはり優秀で、矢継ぎ早にステーキ焼いて、レジ作業して、声出しも完璧だった。飲食業がとにかく若いやつを欲しがる理由もうなづける

このステーキハウスは飲食業には珍しく、調理を担当するスタッフもマスクをしていない。マスクをしているのはタイミーの私だけだった。厨房も広くて人が少ないし、働きやすい環境だとは思う

私は折り紙の作業が終わったので、食器洗いの作業をやっていた。全自動食洗器があるが、事前に洗ったりセットしたり、洗い終わった食器が汚れてないかチェックしないとならない。これなら食洗器使わずに手洗いのほうが楽に思えるが、私がアナログ志向なのかもしれない

22時を回って、就業30分前に食器洗いもひと段落して、閉店前の清掃作業をやった。5時間働きっぱなしだとこれも結構きついが、もうすぐ仕事は終わりだということをモチベーションに頑張った

終業前に世間話をしているのを聞いたが、最初にあった男はもう休日なく30連勤しているらしい。もう22時だが、これから厚木に行かないといけないそうだ。それを嬉しそうに語っていた。非常に腰の低い方で仕事はしやすかったが、重度の社畜らしい。いろんな職場を回っていると、全然休みがない社畜だらけなので今更驚かないが

5時間30分働いて、報酬は交通費込み6981円だった。そこそこあるが交通費かかるとなると微妙だろう。無事に終わってよかったが、いかんせんタイミーはキツイなという感想だ