現場作業系の仕事って事故に対する注意と警戒がどこも非常に厳しい。例えば熱中症で作業員が一人倒れただけでも、役所から厳重に注意、監視されるからなんだろうか

で、私の設備管理の仕事も現場作業系に分類されるほど安全管理が厳しい。そしてどこの現場にある、あまり知られないジンクスがある。「どこかの現場で事故や怪我が起こった場合、ほかの現場でも立て続けに事故や怪我が起こる」というものだ

不思議だが実は前職の灯油配送業でも、全く同じジンクスが雇用元の会社で広まっていたのだ。いってることもまったく同じで、「どこか事故が起こると、不思議とほかの現場でも立て続けに事故が起こるので、お前ら気をつけろよ」というものだった

多分このジンクスはすべての建設、現場作業系の現場で広まっている共通の注意事項なんだろうなと思う。なぜこんなことが起こるのかというのを自分なりに考えた

まず事故や怪我が起こるとどうなるか?というと、真っ先に同じ会社のほかの現場作業員全員に伝わり、そして事故が起こったから気を付けよう、という注意が与えられるはずだ。これはどの会社のすべての現場でも共通だろう

ということはつまりそれがアクシデントが連鎖する原因なのだ。事故とか怪我を注意してしまうと、余計に事故や怪我が起こってしまう

そんなはずはない。注意したんだから事故や怪我が減るはずだと考えるだろう。だがそういう注意を与えてしまうと、それに意識や注意を集中してしまうため、別の事柄への注意力が割かれ、注意が散漫になってしまう。また気にしながら仕事をしていると、集中力と体力を消耗してしまうものなのだ

まあ自分の見解はこんなものだ。別に事実かどうかは知らんが、社会一般の常識に比べて、私の考え方ってめちゃくちゃずれているらしい