やることがなく不安なので、久々にタイミーに応募した。倉庫軽作業で、たまたま時間直前まで人が入っていなかったため。応募したのが始業開始2時間前で、すぐに作業手袋を買いに行ったので、20分くらいしか猶予がなかった
正直こんなぎりぎりに応募して間に合わなかったら、ペナルティついで台無しになる。タイミーがきついのは経験済みだし、間に合わなかったらペナルティだしで、応募するか永遠と迷い続けていた。そのせいで結局時間ギリギリに応募してしまった
倉庫作業は室内作業ではあるが夏暑い、冬寒い場所での作業で給料も安い。軽作業とはいえ立ちっぱなし、作業しっぱなしなので肉体的の疲労も大きい
場所は厚木にある大きな倉庫で、小さくてすし詰めの事務室で説明とユニフォームに着替えた
この物流センターはタイミーの募集に慣れているらしく、手順や案内も手慣れたものだった。底辺が多いということで、タイミーと呼ぶのは抵抗があるらしく、名前を書いた名札を付けて名字で呼ばれた
仕事はずっとパレットをラップで固定する作業だった。フォークリフトで小さな段ボール商品をフォークリフトで運ぶときは、そのまま持ち上げると崩れるので、ラップできつく固定する必要がある
破れやすいラップを巻くのは手先の器用さがいるが、どうせ後で破くものなので、巻き方を細かく指導されることはなかった
重いものを持つ作業ではなかったが、休み時間なしで膝や腰を曲げていると辛くなってくる。7時間作業で45分間の休憩時間だったが、終わるころには疲労困憊だった。簡単だししんどい作業なので、タイミーを常用していると想像した。難しい作業ではないといったが、機械化は現実的ではない。賃金が安い日本では日雇いの労働力を使うのは理にかなっている
灯油配送業でもものすごいきつかったが、軽作業はきつすぎて耐えられない。直前までフルタイムで働いていたので体力はまだ落ちていないが、最低時給でこの仕事を毎日こなすのは耐えられそうにない
働いていた焼却施設は休み時間が多くてホワイトだったなと再認識した。まあ首になったしいくら後悔しても二度と戻ることはあるまい
ほかの仕事、介護、警備、清掃もこれぐらいきついだろうな思う。多分俺にできる仕事はもうないし、低賃金重労働ばかりのこの国に未来はないだろう。未来はないどころか、地方都市なら崩壊はまじかに迫っているように思える