最近米高いうえに在庫が少ない。9月半ばに新米が入荷するようになった。が10月に入ると安い米だけ売り切れて、高い新米(5kg3500円)だけ売れ残っていた
だが安いコメも入荷されなくなり、高い新米を買わざるを得ない状況だ。売れ残っていた高い新米も泣く泣く買われているようで、徐々に在庫が減っている
俺は令和の米不足について個人的にすごい深刻な食料危機だと認識していた。以前米不足騒動はデマだのすぐに解決するだのいっていた、5chや農林水産省を批判していた。
今に至って”米不足は新米が入荷すれば解決する”という農林水産省の発表はやはり嘘だった可能性が高い。
今後解決するかというと、そんな希望は持ってない。まず”今年が自然災害や猛暑で米が不作だった”というわけではない。思い出してほしいのだが、ここのところ例年猛暑だし、局地的な自然災害は毎年起こっている。だから来年になればこの国は安泰で、米の価格が戻るという見通しはない
もう一つ深刻なのは、なんの騒動も起こっていないことだ。日本人は世界一おとなしい民族なので、主食の米が高騰してもなんの騒動も起こさなかった。だから農林水産省も新米が出回れば解決する~だのいってなにもしない。減産政策を見直すこともしてない
また不思議だと思っていたが、令和の米不足について意外に注目されていないことだ。食料が高騰するのはすごい深刻だと思うが、大手サイトどころか個人や5chでも米の高騰の話題があまりなかった。
どうせ米の価格なんてすぐに戻るだろ、と問題視してなかったのかもしれない。まあ私は米が徐々に安くなっていくという希望的観測は持たないよう自戒している。
それに結局米騒動がこれだけ深刻になると誰も予想できなかった。政治家の先生方は真っ先に取り組むべき問題のはずだが、今になっても焦点にならない。
私は経済や政治の素人だが、経済について懸念がある。最近日経が停滞していると感じている。今年の6月に高値を更新して、年初の予想通り空前の株高が訪れると予想された
だがダウとともに7月に暴落し、そのあとダウと比べて根戻りが遅い。ダウは最高値を更新したのに、日経は39000円台で停滞している。今150円台なので41000~42000円台まで戻ってもいいはずなのだが
それについてダウ、日経、ドル円を比較したチャートを見せたいと思っていたが、うまくいかない。騰落率のグラフになってしまうがご容赦いただきたい。リンクを踏めば見れる
グラフは5年間のグラフで、5年前に比べて日経は70%も上昇していることになる。すごい優秀と思うじゃん?だが円安が38%も進んだので、単純に計算して32%上昇したことになる。
だがダウは60%上がっているので、パフォーマンスは約2倍ぐらい日経より優れている。日経はダウと連動しているので、もっと日経は上がってくれないと低迷していると評される
まだ低迷しているとか不況というほど明確な指標は出ていない。が最近のニュースでは投資家たちの間では日経は停滞しているという認識だろう
一応2ch時代からの言い伝えでは日本は円安株安に推移していくといわれている。ここ2~3年の間に突然円安が始まったので、これから株安になっていく兆候かもしれない
あえて言うが日本は老人の国でもう経済の上り目はない。主要国の中でも中国や韓国と並び高齢化が進んでおり、そのハンディが顕著化していくのはこれからだ。そして各国の平均年齢が、今後その国の重要な経済指標として加味されていくだろうと予想している。
高齢化問題なんて今更いっても目新しくもあるまい。だが私の予想では投資家たちはいまだ高齢化という概念自体、株価に織り込んでいない。今AIブームとか戦争とか、そういう流行を追っているだけだ。
しかるに日本が高齢化で経済が停滞していくことを、忘れていた投資家達は”こんがり焼かれる”だろう。ファンダやテクニカルの分析も結構だが、もっと我々のありふれた光景に目を向けてはどうだろうか
日本人は日経は堅調という固定概念があって、円以外の資産に投資したがらない。だが考えてほしいのだがこれから老人だらけになっていく社会が堅調なんてことはありえない。我が国は古くなってつぎはぎだらけで、大きな穴が開くのは時間の問題だろう