今はやっている北九州マクド刺殺事件ニュースを眺めていた。被害者を思うといたたまれない気持ちになるし、自分には本来縁がない刑事事件だった。だがこの事件思っていたよりも影響が大きいのでそうも言ってられない
中学生の男女が一人死亡、一人重体で、いまマスコミが大きく取り上げてはいる。だがそれでもまだ過小評価されている
- 通り魔犯罪は通常現行犯逮捕だが、いまだに犯人が捕まっておらず潜伏中
- 犯人の監視カメラの映像が、なにかの圧力で報道されない
- 一方配慮されるべき、被害者の女性の写真と実名は大々的に報道されている
- 無差別の通り魔事件で、怨恨とは無縁の中学生が狙われた
以上の四つを鑑みるに、地域や市民団体に与える影響は甚大だと思う。私だけだろうが、令和に発生した刑事事件の中でも世論に与える影響はいちばん大きいと考えている。
犯人は最寄りの低所得者向けの団地に居住する半グレか何かで、逮捕されいずれ報道は終息するだろう。だが保護者や教育機関は永遠にこの事件を警戒し続けないとならない。
学校や保育施設は今よりもっと厳重な警戒が必要とされる。ただでさえ人手不足なのに、点呼や通学路の警戒をより厳重にしないとならない
いつ未成年が被害に会うかわからないし、その地域の住民も不審人物がいないか警戒し続ける。もちろん自分が刺されるかもしれないが、それ以上に付近の居住者に些細なことで通報されやすくなる。配達業、ポスティング、ユーバーにもその負の影響が及ぶはずだ
この事件を期に、日本は夜間の外出が自粛されるだろう。もともと海外では先進国でもそれが普通だったが、いよいよ日本もそういう時代が来るのだ
来年から花火のような夜間の催しものは続々自粛するはずだ。地域経済のみならず、景況感にすらネガティブな影響が及ぶと予想している
正直被害者はたった二名だが、その後の警察の対応がまずすぎた。迅速に容疑者の情報が報道され、逮捕されていれば今まで通り事件は収束したはずだ。だがその措置を怠り罪を犯した。我々は罪の報いを受けないとならない