日本のweb小説はアミューズメントに傾倒していると考えいる
読者にストレスを与えない。
異世界のような夢の世界をすぐに楽しめることに傾倒している
夢の世界を壊さないように、ナーロッパと呼ばれる世界観から絶対に逸脱しない
海外のweb小説との大きな違いは、主人公を脅かす敵やライバルが出現させないこと
ビランの扱いは日本と海外では信逆で、日本では一貫して主人公の引き立て役
そうしないと支持を得ることができない
海外では逆で、人間ドラマを重視するドラマ型である
敵やライバルを強力にし、主人公が葛藤しないと面白くないといわれ、支持されない
アミューズメント型は収益性に優れているが、デメリットもある
ストーリーはテンプレートを厳しく追従することを求められ、プロットの自由度が低い
主人公を脅かしてはいけないし、夢の国を壊してはいけない
ドラマ型はそういう制限があるわけではない
日本のweb小説は、web作家自体の裁量が乏しく、力量を発揮できない
AIの活用においても、プロットにAIを活用できず、文章校正にしか使おうとしない
そしてアミューズメントに作家のような存在なのかという疑問がある
知名度のある版権こそ重要で、シナリオを考える作家は必要なんだろうか?
版権や映像制作スタジオがいれば、シナリオはAIで十分ではないか?
web小説家ってみんな自分はランキングに乗れる実力者だと疑わないので、AIの台頭を全くどこ吹く風に見ている
確かにweb小説家はランキングにのる技術は世界一で、AIにも代替できない
しかし原作者としての実力は、映像スタジオやコミックライターに疑問視されており
実力者のはずが、いつの間にかリストラされて、AIに代替されるリスクが想定される
ここで一つ疑念がある
web小説出身のラノベ作家って著名な天才が数多くいる
しかし原作者としての実力はいかほどなのか?
異世界やランキングブーストなしで、原作を成功できる人物なのか?
原作者はセリフやプロット、エピソードを書かないとならないが、そういったシナリオライティングの技術があるだろうか?
今でのweb小説サービスでは、すい星のごとくweb作家が誕生しているが、原作者としての実力はいかほどだろう?
異世界テンプレやランキングブーストなしで、勝負できるような人材何だろうか?
つまりちゃんとした悪役を書くことができ、群像劇が書けるだろうか?
漫画とか映画でもそういう起承転結がある原作が書けないと、映像化に耐えない
今のところweb小説家はwebプラットフォームのランキング補正があるから問題ない
カクヨムやなろうでランキングに乗れば、ファンの大量の指示が得られ商業的な成功を約束される
逆に既存のweb小説プラットフォームが廃れてくると、その求心力を失ってしまう
つまりランキングの上位乗っても、ファンがあまりいないので、商業化や映像化に難色を示される
この辺web小説家の方々は別の人気プラットフォームに移るだけだと考えている
ただし日本のweb小説プラットフォーム自体が衰退し、海外プラットフォームに移行しなければならないとなればどうだろう?
海外は前述の通りドラマ重視型なので、アミューズメント型のテンプレ作品では苦戦を強いられる
それに加えて言語の壁まであるのだ。そうなれば著名な版権を持っているweb小説家以外は全滅は免れないだろう
このシナリオは現実に起こりえると考えている。なぜかというとケータイ小説から小説家になろうへのブーム遍歴があるからだ
あの出来事はアップルが生み出したスマホの誕生により、移住せざるを得なくなったのだ
現状を鑑みればAIはその核心的なイノベーションと淘汰をもたらす。そういう懸念があるのだ
日本のweb小説サービスがAI次代に乗れるかは疑問視している。
ニコニコ動画からyoutubeへの移行が行われたように、日本のweb小説サービスが牙城を守り切るのは困難ではないかとみている
つまりそうなるとweb小説家たちは、海外プラットフォームに移住せざるを得ず、ドラマ型の小説を書くことを余儀なくされてしまう
あまり関係ないかもしれないが、日本のyoutubeでもラノベとかなろう系って受けがよくない。
動画は初動型で、語る系の動画やショートが全然伸びないのだ
それを見る限り、web小説家たちは海外プラットフォームへの移転に嫌な予感を受けるのではないか?