2024年4月のwindows11アップデート(機能自体は昨年にすでにあった)で追加されたAIチャットCopilotを試した

なんか色々答えてくれるが、wikipediaの情報を切り貼りしたようなもので有益な情報は得られない。wikipedia自体大昔からあるが、全く見向きもしてないので、今更見せられても役に立たないのは相変わらずだった

AIチャットってすごい情報量が膨大で、有益そうな印象があるが、怠慢な生活を送ってれば知識なんて役に立たない。知識を役立てるには仕事や旅行のような動機が必要なんだろう

巷ではAIが革新的な新技術だともてはやされているが、果たしてこれが私のような庶民に役に立つのか?だがAIが我々の生活を大きく変えていくのは確信している

AI優れた文書作成と応答が可能なので、オフィスワーカーの仕事はAIに代替されていくだろう。もちろんプログラムも書けるので、その手の職種もAIに何割かAIに置き換えられていく

そうやって我々の仕事はAIに置き換えられ、奪われていくだろう。代わりに何かAIは我々庶民に恩恵をもたらすだろうか。

否。あくまでAIは我々労働者の仕事を奪う敵なのだ。AIに質問しても大した回答は得られないが、敵だと考えれば納得できよう。敵が有益な情報をくれるはずがない。

AIの性格というやつも接していて気づいたが、欧米かぶれで、ライフハックや知識探求のような無駄事を好む。資産家や高給取りのような上流の人間に気に入られ、取り入るのは得意そうだ

またCopilotに、AIに仕事を奪われると聞いた。すると代わりに新しい仕事が創造するから大丈夫と解答された。所詮AIなどこの程度だ。建前しか言えない

私の私見だがAIには創造性がない。人間の代わりをこなして仕事を奪うだけだ。いくらAI技術が進歩しようが、あくまで人間の代替をこなして、人件費を削減するだけだ。AI関連の上級のIT職を少数生み出すだろうが、AIに仕事を奪われる人々の方がはるかに多い。

今のところ未来の話なので、AIに実際に仕事を奪われていくのかはまだわからない。だが重要なことがある。実は誰しもAIの普及で明るい未来を想像しておらず、仕事を奪われる暗い結末が来ると心の底で思っている

だがAIは新しいテクノロジーが新しい仕事を創造するから大丈夫としか答えない。AIには人々の不安や、理想と現実は違うというこの世の理は理解できない。人々がいまだ知らないような概念なので、AIに理解できないのも仕方ないが

前述のとおり私はステレオタイプのAI脅威論に行きついた。だがAIが反乱を起こすとか人類の敵とは考えていない。AIは経営者達に人件費削減という多大な恩恵をもたらし、代わりに仕事を奪われる労働者たちにとっては敵となる

もっと先の話になるだろうが、AIの普及とともに仕事が減っていき、AIに代替できないような介護や現場作業系の職種は求人が殺到する。そして高倍率になっていき、あふれた人々は無職になって路頭に迷う

しかしAIは敵ではあるが、悪ではない。悪は人間の欲望を糧に繁殖するが、自我のないAIにその懸念はない。私はAIの普及とともに仕事がなくなる暗い未来を想像したが、その未来を導くのはAIではなく、あくまで経営者たちの欲望である。

従業員をリストラして経費を削減する。大昔から何度も繰り返されてきた経営戦略である。自分たちの利益を少しでも増やしたいというシンプルな欲望を、AIという革命的なテクノロジーがかなえるのだ。

結局のところAIは革命的なテクロジーとかもてはやされ、新しい未来を想像すると言われているが、理想と現実は違う。その新しいテクノロジーは、下流の人間を搾取して、富を集約するという欲望のために活用されるのだ。それが世の習い、理想と現実の違いってやつである。そしてそういう人の世の理を、AIが理解する日は永遠に来ないだろう

断わっておくが、私はAIみたいな新しいものが好きだ。しかし長い事生きてきて、それと反対のもの。欲望とか邪悪とかいったものに常に脅かされることを知悉している。AIをもてはやす権威たちのポジティブトークを聞いていると、逆に欲望や邪悪の蔓延る余地はいくらでもあるように見える

最後になるが、AIの普及によって我々の未来に希望はあるだろうか。これといってない。上流の人間たちがAIが新しい未来を創造するというのなら、現実は創造性のない暗い未来が待っている。理想と現実は違うのだ

だが逆にAIに創造性がなく、人件費削減のために活用される、と仰せられるのであれば、AIが仕事を創造する未来がくるかもしれない。

AIに関する私の見解はこんなものだ。別に私は未来を予知できるわけではないので、この通りになるとは思ってない

しいていえば未来の予想というは常に我々の予想を裏切るものだ。大昔2001年宇宙の旅やターミネーターをはじめとするAI脅威論が流行った。最近はNVDIAをけん引役とするAI関連株の高騰に沸いて、楽観的な未来論がざかんした。

お分かりいただけるだろうか?AIが反乱するにしても、AIを活用するにしても、世間はAIに創造力があると盲信しているのだ。だが私はAIは単なるスクリプトで、創造力などないと考えている

だから私はAIブームの期待を裏切り、AIがみんなの仕事を奪って、おしまい!というつまらない結末を予想する