AI小説の森

海外の有名web小説サイトは以下の三つ

海外の小説サイトってカクヨムに比べて豪華。AIイラストでカバーがあり、多種多様な小説がある。まるで宝の山に見えるが現実は違う

古参小説の展示会になっているのは日本と同じ。素晴らしい小説が埋もれているだろうが、発掘不可能。AI小説が爆増し、整理整頓されないのでゴミの山と化してる

この素晴らしいカバーイラストが並ぶ、海外小説サイトを、私はAI小説の森と呼んでいる

一見多種多様な生き物がいる価値ある神秘の森に見える。しかし中はAI小説で埋め尽くされ、人間書籍が発掘不可能。

いろんな生き物がいるが、全部AIで作られたロボットみたい。このAI小説の森って見る価値がない。なぜか?

自分で生成AIで小説作ってた方がはるかに楽しい。他の読者もそれに気づき、人が離れていく。そうなると本当のAI小説の森になり、人間がいない無人と化す

映像創作クリエイターも、実は同じような価値観を持っている。海外の有名なweb小説っていくつもある。星も120万とか非現実的な数値がついている。これ映像化すればクッソ売れるんじゃね?と期待されていたが、とん挫している

web小説って分量が無茶苦茶多いが、設定と重要でないエピソード多すぎ。それ全部読んで映像構成する労力はめちゃくちゃいる。しかももともと映像化を考慮してない、小説マニアのための作品。小説マニアって回りくどく難解な表現をもてはやす。どうでもいいような動作を、簡潔に説明できてない

今のところ海外web小説の超大作は三つある

  • Solo Leveling(俺だけレベルアップな件)
  • Lord of the Mysteries(中国)
  • The Wandering Inn(英語圏)

いずれも話数と設定どんどん増える膨張系。映像化のコストと労力は膨大。設定がやたら重厚なのでCG作品のコストも膨大になる。読者が100万規模でいないととても採算が取れない

上の三つの作品の映像化が売れれば、web小説も軌道に乗るはず。ただ読者もこれ以上増えると思えないし、生成AIが参入する。つまり早く出さないと生成AIに読者を奪われていくのだ。先行きは暗く、配給会社も同じ懸念を持っているはずだ

総じて日本のなろう系のほうが先に終着点に到達。海外web小説サイトもそれ以上の展望は望めまい。どこも所詮、見た目だけは豪華な、AI小説の森に向かう