クリエイター転向現象
2025年11月17日 更新
web小説はPVが減っているのに、年々投稿数が増加している。作家と読者の垣根が低いため、そのうち読者が著者に転向する傾向がある
で、書いてみてPVが稼げなければ、なろうは卒業して戻ってこないのがお決まり
2025年、AIchatが話題になり、生成AI小説が簡単に作れるなった。それに伴い小説の投稿数が突如爆増した。LLMで生成AI小説が簡単に出力できるようになると、それを投稿するユーザーが激増したのだ
彼らは前述の通り、読者から著者に進化したので、クリエイター転向現象と呼んでいる
無垢な読者からクリエイター志望になると、財布の紐が固くなる。ライバルだし目も肥えているので、読んでくれない、買ってくれない。そういう状況になって、お互い争い合う。なろうとかweb小説サイトも収益化が困難になってしまう
上流と呼ばれるプロ作家勢は、彼らより自分の小説のほうがクオリティが高いと自負している。だが基本的に見分けがつかないし、買ってくれないのは変わらない
このクリエイター転向現象は水面下で起こっており、2025年の段階では作家も出版社もまるで気がついていなかった。
実は一般層では生成AIで小説を出力させ、それを読むという珍しい層も出現し始めた。こういったクリエイター層に小説を売るの極めて難しく、作家も出版社も苦しい状況だろう
実は売れ筋とか人気のweb小説ほど、LLMによる生成が容易という特殊な現状がある。そういう小説ほど、LLMの進歩により需要が奪われる可能性がある