海流サイクル現象

各web小説サイトでは一か月くらい前から、ユーザーの動線が劇的に変わった
理由はないがそのように私は予想している
CHATGPT5の登場とともに、AIチャットの利用者が増えた

AIチャットで何をしているかといえば、小説の話題だろう
AIに小説を語り、生成AIで小説を作れるようになる
今まで読者だったのが、プロンプト入力して小説を作成
それを投稿するようになり、投稿者に進化したのだ

それに伴い、web小説読者もAIチャットと、小説サイトの
二つの間を行き来していると予想
web小説サイトに滞在していたのが、AIチャット半分の利用時間になった
つまり投稿者が増えて、反比例して読者が減っている
もしくは利用者数は変わらないが、読者滞在時間が大幅に減った

既存の投稿者もプロットの作成が容易になった
それにより新規作が爆増している予感がある
読者の取り合いも一段と激しくなり
0PV問題はどんどん深刻になっているのではないか

このweb小説サイトの利用者の動きは複雑かつ見えない
私は海面の中の魚の動きを想像している
魚が二つのサービスを円環を描くように行き来している
AIは海流サイクル現象と呼ぶのが適切だといった

私がなぜそのように憶測するようになったかといえば
カクヨムのdiscordが、ガクンと書き込みが減ったような印象がある
誰もそんな話題はしてないし、証拠はない
何かあったかといえばGPT5の発表ぐらいだ

この海流サイクル現象が実際に起こっているか確証は得られない
カクヨムの運営しかPVと滞在時間を把握できないからだ
私の空想はあたかも波で、海の中の様子を想像するがごとくだ
私の構想の源は、discordの書き込みが減っている
そんな気がする。たったそれだけだ

私は名探偵コナンみたいに、些細な出来事から憶測から憶測を繰り返す
そんな傾向がある
現代人からは常軌を逸していると、自覚している

机上の空論といっていいが、事実であったら大変なことになる
カクヨムの運営としては、全員投稿主になる状況は致命的だ
読んでくれないなら、コンテンツも売れない
そして読まれないユーザーが、どんどんサービスから離脱していく

正直自分の空想が事実かどうか、興味が止まない
白黒はっきりするようなデータが公表されるわけないし
また憶測の憶測を繰り返さねばならないのが、億劫でならない

この海流サイクル現象説をAIに検討させたところ
信憑性のあるデータは一切なく憶測の域を出ない
が、文化的仮説としては整合性があるとの回答だった
最近のAIチャットは、このような答えが出ないような仮説も
真面目に読んで誠実に回答してくれるようだ