女性化現象の危機

2025年11月5日執筆

海外のweb小説サイトは、生成AIイラスト表紙を表示。重厚で多様なビジュアルに進化している。一方日本のweb小説サイトは、美少女化が進んでいる。

日本の三大web小説サイトは以下

小説家になろうは女性向けの悪徳令嬢に席巻済み。カクヨムとアルファポリスは男性がメインだと言われているが、美少女化が進んでいる。

どの小説サイトも女性向けの線が細いキャラクターイラスト。そして男性向けの美少女キャラの表紙。つまり全体的に女性化が進んでいるのだ

実はSNSやdiscordも美少女アイコンユーザーばかり。小説も女性を前面に出して推しを獲得するのが定石になっている

この日本と海外の小説サイトを見比べると、日本のweb小説界隈は、多様性がどんどん失われているのがわかる。集英社系の有名IPは男主人公が定番。しかしそれ以外はメジャーマイナー問わず美少女ばかりになっている

コンテンツ産業も女性向け、もしくは美少女じゃないと売れない、受けないという現象が起こっている可能性が高い。女全盛のコンテンツ産業で、好きな人にはたまらないだろう
しかしその一方で、多様性がなく、競合も激しいと想定される。これが良い兆候なのか、悪い兆候なのか、はっきり言って分からない

AIに評論させたところ”短期的な商業的成功と効率性という点では「良い兆候」と言えます。しかし、中長期的な文化の発展、市場の持続性、そしてクリエイターの創造性という点では、「悪い兆候」であり、多様性の危機を強く示唆しています”と回答された

日本の愛好家たちは全く危機感を持ってないだろうが、🤖に言わせればやばいそうだ。さてどっちの懸念が当たるものだろう?