収益のみの日本web小説界
日本web小説界というのはどういった傾向があるか論じたい
まず文学性はない。
なぜなら文学系は批判的なコラムやエッセイを好む
逆にそういう批判論を掲載する作家がいない場合、文学とは言えない
日本のweb小説プラットフォームで、批判論をやってる作家は皆無
しかも流行のweb小説は、生成AI文章スコアが軒並み高い。
文学からかけ離れている証左でもある
次に革新的ではない
小説家になろうは革新的な試みを次々行い、大成するに至った
しかし最近新機能の実装が滞り、海外プラットフォームに機能で劣るようになった
商業的である
文学性や革新的がないとなると、最後に残るのは商業的である
ランキングでPVと売り上げを重視しているので、ぴたりと一致するだろう
なろうと悪徳令嬢を輩出し、収益性は極めて高い
さてこの文学性と革新性がない、商業重視の日本のweb小説界隈の展望は不明
生成AIが出現し、海外プラットフォームの後進となった現状
これから、日本のweb小説はどのように展望があるだろうか?
これから日本のweb小説界隈が世界を席巻できるかは、映像化が売れるかにかかっている
片田舎のおっさん、剣聖になる(2025年4月アニメ一期放送
シャングリラフロンティア(2024年10月アニメ二期放送
が海外向けの顔的作品という扱い
コンテンツ市場として評価、web小説の将来性を語るのは難しい
今後日本のweb小説界隈が生き残るためには、パトロンが必要だと思う
ただしなろう系って作品の人気が目当てで、作家が重用されるケースはめったにない
生成AIのほうが収益性が高いみなされると、作家は切られていく
つまり収益を追求した場合、生成AIの台頭により
web小説家たちはリストラされる可能性が高い
ただしこれは当然の帰結だろう
元々web小説家たちはランキングに乗るため、人気のなろう系ばかり書いてきた
収益性しか売りがないので、収益性の観点で切られるのは当然だ
最後に指摘しておくが、web小説家って文学家気取りばかりだ
自分の小説に文学的価値がある、AIには代替できないとみなしている
売れ筋のなろう系に乗って、コラムとか批判とか一切書いてないのに、
傲慢もいいところだ。アフィリエイター作家のくせに
そして日本の一般人も幻想を抱いている
日本のコンテンツ産業は世界一で
生成AIに脅かされている、海外のweb小説など取るに足らないと
確かに日本の漫画とかアニメは世界一だ。一方
日本のweb小説ってなろうとか恋愛みたいな共感系ばかりランクインする
ケータイ小説みたいな界隈なのだが