LLMに淘汰されるWeb小説サイト
2025年11月26日 更新
小説家になろうが誕生してから早20年。現状LLMという最大の危機に直面している。米国のハイテックが生み出したLLMだ
Web小説サイトの危機
web小説サービスは、GeminiやchatGPTなどのAIチャットに、利用者を取られている。小説のような時間をかけて知識を得る娯楽は、LLMと競合にある。小説を読むよりチャットで討論したほうが短時間で的確に情報が得られる
資金の流入でも競合状態にある。Web小説サービスは停滞期に突入し、大きな発展が見込めない。一方AIはこれから発展が期待される分野として、資金を優先的に投入される
そしてLLMによる知的財産権の侵害がある。LLMが作った生成AI小説を、Web小説サービスに投稿するユーザーが続出している。これは遠回しに知的財産の侵害に当たる行為で、web小説サービスが保有する小説の価値が低下していく
これらのLLMの驚異は、なろうやカクヨムの運営は全く認識していない。ただしほかのwebサービスのように、停滞し競争に敗れた時代遅れのサービスとして、淘汰されてしまう可能性が高い
これからLLMに対して、なろうやカクヨムの運営は最大の驚異と認識し、生き残りを模索する必要がある。今のところ露呈してないが、それほどAIの性能は革命的なのだ
人間の作家がLLMに負ける日
私は人間作家の知見においても、洞察力不足だった分析している。LLMと生成AI小説が出版界の脅威になるという認識すらなかったのだ。
どうせプロの小説のクオリティにかなわないと軽く見て、生成AI小説に侵食されている現状を認識できなかった
またそれに対する対応についても洞察力不足を露呈した。人間にしかかけないような感情表現豊かな文体で挑めば負けるはずがない。感情論で解決しようとする大馬鹿野郎どもだ。
実はLLMの生成AI小説は、明確な弱点がある。人間が書くのが難しいシナリオはLLMにもかけないということだ。緻密なプロットと取材が必要とされるシナリオは、LLMにも模倣できない
それに対してプロの作家の方々は、AI小説には魂がこもってないとか、深い感情がないという頓珍漢な分析をしてしまった。
なぜそんな誤った認識をしたのかというと、LLMがそう回答していたからだ。つまりプロの作家の方々はAIにコロッと騙されてしまった
総じて人間が洞察力や発想力において、GeminiやChatGPTに負けてしまったと結論できる
危機感にかけるラノベ業界
なろうとかカクヨムがAIchatに淘汰されると、続いて出版業界も淘汰されていくだろう。主力のラノベやなろうが模倣されてると、極端な言い方をすれば買う必要がないということなので
私としてはLLMは出版業界にとって、とんでもない脅威だと感じる。がweb小説サービスや出版業界に危機感なく目立った動きはない。
絵師界隈と同じように、人知れず廃業や倒産していく未来が現実的かなと予想している
日本発Webサービスの危機
なろうとかカクヨムのようなWeb小説サービスは、日本語世界初の最大手。日本が誇るべきコンテンツ資産の宝庫
しかしLLMによって模倣作が作れるようになると、その牙城が崩れつつある
ひとえにSEOアルゴリズムに進化に対して、NROの更新を怠っていた。またケータイ小説のように、なろう系のクオリティが一向に上がっていなかったのが原因と結論付けられるだろう