国語辞典化
2025年11月8日
2025年の日本のweb小説の傾向は、国語辞典。難解な設定や固有名詞の羅列が並び、小説の体裁をなしてない。読み手をまるで考慮していない。そんな小説がランキングの上位を占めるようになった
GPT5の生成AI小説その国語辞典の典型。とてつもない漢字密度と設定の羅列、薄いセリフ、読めない長文台詞が続く。GPT5の生成AI小説を多重アカウントブーストでねじ込んでいる例が再三みられた
GPT5の生成AI小説は比較的見抜きやすい。しかし幼稚な読者たちは全く見抜けず、ランキング上位になるとバンドワゴン効果で次々イイネが入る。つまり生成AI小説だろうが、ランキング上位に入れば勝ちなわけだ
このweb小説の難解化は、テンプレを見抜かれないようにするためだろう。多種多様なweb小説があるが、どれもざまあと俺つええ、ハーレムのなろうとか悪徳令嬢ばかりなのだ。それをバレないようにするため、設定を難解にするのだ
映像化する側としては最悪で、舞台や風景の描写が全然ない。ヒロインの姿ぐらいしか描写が全然ないのだ。その合間に貴族や上級冒険者の愚かで偏見を植え付ける描写が挿入される
小説家になろうのランキング上位の小説を上げるので、参考にしてもらいたい。女性主人公がドヤアする回。整然と難解な固有名詞が続き、状況がほとんどわからない
冒頭の描写から酷くて
いつものように隠蔽の魔術を使ってヘルムス様と朝食を摂っていた所、このような事を言われた。
さらっと書いてあるけど、隠蔽の魔術と、二人の朝食の描写がまるでない。映像作家が隠蔽の魔術を使いながら、朝食するシーンを考えないとならない。
しかも難解な上全然重要でもない。この映像化しづらい手抜き文章はなろう系ではよくある