カス化するweb小説
現状web小説界隈でランキング狙うために重要なのは、共感スコアを稼ぎ、ランキングに乗ることだ
そのためにどうするかというと、タイトルも共感を得やすい長文になり、小説の内容も主人公の独白と説明が増量傾向
内容自体も凡庸化しており、なろう系テンプレ進行、主人公含め各キャラもキテレツな言動するやつは全然いない
そういう共感スコア増量傾向を、私はカス化と認識している
文章がやたら長い上に、キャラとか出来事も凡庸なのだ
そして著者の目的も単純化して分析すれば、カス。
共感を得て、ランキング入りの推しが欲しいから、そういう共感系に転向しているのだ
一方共感系の逆は何かというと、インパクト型
このコラムのそのものだと思ってほしい
いきなりタイトルに"カス化するweb小説"などと書いてあるのだ
まずタイトルがわかりやすい。しかもセンセーショナル
こういうタイトルつけるとどうなるかというと、タイトルだけ見て避けられるので全然読んでもらえない
趣旨とか内容も個性的でとがった内容になるので、読者にガン無視される
極端な話なろうや悪徳令嬢に飽きた、というなら私みたいなインパクト型に転向しないとならない
だがカクヨムに投稿しているのに、それを全否定するようなコラムを書くのは何事か
そんなの読みたくない。とっとと出ていけ、となる。
つまりそういうなろうに反骨心のある小説家は出てこないし、それを推してくれる読者もいない
よって長すぎるなろう系から、トレンドの転換が起こるのは、相当難しいと思う
私としては憤りを感じるのは、AIが言った"スマホで読みやすい文章にしているんですよ"というセリフだ
みんなスマホで読みやすいように短いタイトルと文章にしろよ。
本当にそう思う
でも現実はそれとは逆に共感を得やすい長文傾向にある
しかしそれ自体カス化と呼ぶに相応しい。
なぜかというと、すでに小説文章の投稿なんて、誰でもほぼ無限にできるので
長すぎるタイトルとか文章って、読む価値のないスパムじゃね?
カクヨムとかなろうって無茶苦茶な小説が埋蔵しているけど、あれは宝の山ではなく、似たような共感小説のごみの山なんじゃね?
のちの世に、web小説ってカスばっかとか言われたらどうすんの?