2026年1月4日 日記

アルファポリス第18回ファンタジー小説大賞にて、大賞受賞作の書籍化とコミカライズの白紙化された。理由は2025年に生成AI小説のコンテスト投稿を禁止する規約を発表したのを受けて。

【大賞】地味スキル《お片付け》は最強です!〜社畜OL、異世界でうっかり国を改革しちゃったら、騎士団長と皇帝陛下に溺愛されてるんですが!?〜
https://www.alphapolis.co.jp/novel/441458249/997987444

受賞自体は取り消しではないようで、amazonで流通するに至って不都合が生じる恐れがあったのかもしれない。

生成AI小説と発覚した理由は明らかにされてない。だが作者の連載数が多すぎる上に、ほぼPV狙いの長いタイトルばかり。作者アカウントを一読すれば、明らかにランカーだというのがわかる。

こんなになろうをバンバン連載しているのは自力では不可能なので、LLMで小説を量産しているのはほぼ間違いない。

規約発表前はこのての生成AI小説家は問題視されてなかったが、規約を発表後に出版化はまずいという流れになったのかもしれない。

読んでみた感想は公言しづらい。一話目を読んだ限り、死んで転生した経緯と、16歳の令嬢に転生するいきさつが淡泊+ご都合主義だな。LLMにプロンプトを提示すれば、ささっと書いてくれそうないかにもラノベだった。

大賞授賞理由としてはキャッチーな設定で、よくまとまった内容。女性ターゲットが明確で、売り上げも見込みやすいという理由だと思われる

アルファポリスのこの書籍化白紙劇は大きな波紋をもたらすのは間違いない。プロンプト提示してLLMに書かせた生成AI小説に、審査員が見抜けず大賞を与えてしまった。つまり生成AI小説は、すでにプロを凌駕するクオリティのラノベをかけるという証明になる

そしてアルファポリスは生成AI小説のコンテンスト投稿を禁止してのに、生成AI小説を大賞に選んだのは大失態になる。自分たちはLLMに書かせた生成AI小説を見抜けないと言っているようなものなのだ

アルファポリスの運営を弁護させてもらうと、対応自体はある程度妥当だと感じる。受賞後の話だが、作者が生成AI小説家だと気付いて、書籍化指し止め措置を下した。これは気づかずに出版してしまうのに比べれば図るかに賢明な対応だ