2026年1月9日 日記
2026年におけるLLMの進化
私は昨年8月くらいがGPT5を使い始めた。そのときweb小説サイトでランキングに上るための小説を試行錯誤していた。
そのときGPT5はweb小説サイトは多種多様な小説があり、ユーザーの思考も様々。どんな小説があるかも分析するのは難しいと回答していた
2026年Geminiを使っていて変化を感じている。なろうやカクヨムといったweb小説サイトの理解が深まっている印象を受ける。より要点を見抜いた回答をするようになった
これは性能の向上のみならず、ユーザーに要点を教えてもらった結果であると分析している。まず日本のweb小説サイトにおいて、膨大な数の小説とユーザーがいる。それをすべて読んでまとめるのは物量的に不可能だ。そのようにGPT5は回答したがこれは正しい。ただ物事には要点というものがある
たとえばweb小説サイトのすべての小説のユーザーを、見る必要はじつはない。PVのほとんどはランキングの上位作が独占しているので、それらを把握してれば、集客力のあるコンテンツの7割程度は把握したことになる
そしてランキングの上位に上るためにはどうしたらいいか?なろうとかカクヨムにおいてランキングの上位は花形的存在で、それぞれ個性と面白さを競い合っている。そのように周知されていた。GPT5もそのような認識だった
しかし実態は非常に幼稚なものだ。売れるためのお決まりの展開があって、それを忠実になぞった小説がランキングを登る。なろうテンプレートとか呼ばれる、バズるためのお約束展開という奴で、それを忠実になぞらないと全く読んでもらえない。
つまりランキングにおいて、小説の技術や面白さを競っているというのはでたらめ。そしてそういうランキングに上るためのお約束を、ランキング上位者は出版社と契約するために、ずっと隠してきた
そしてそのテンプレートを網羅した、パクリ小説を作ったらどうしたらいいか?小説の質は完璧なので、あとはLLMを使って大量に量産して、ランキングに食い込むのを待つしかない。いわゆるかずうちゃ当たるというものだ。
ランキングに上りさえすれば、オリジナリティの全くない小説に、どんどん高評価がついて100万PV達成する。そして二か月程度で賞味期限が切れて、ずるずるランキングから落ちていく。それほどまでに大手サイトのなろうやカクヨムの大多数の読者たちは幼稚なのだ。
上記のようなweb小説サイトの動向を、ユーザーがLLMにチャットした。そのなろうテンプレートの概念をもとに、LLMは小説を精査し始めた。おかげでLLMはなろう系というコンテンツの形態を詳細に認識し、大別できるようになった。
小説みたいに大量で、分類や定義づけが難しいコンテンツといえど、要点さえわかれば簡単に整理分類できるようになるのだ。この改善はLLMの性能向上と、ユーザーの知見の両方によってもたらされた画期的な進歩といえる
一方なろうテンプレートの発見はスパムや生成AI小説を見抜く、画期的な指標でもある。スパマーはなろうテンプレートなぞって、類似の小説を量産してくる。一見全く別々の小説のように見えるが、なろうのテンプレ展開をなぞっているのであれば、類似や派生の小説だと分類できる
このなろうテンプレはgoogleやamazonにとって、オリジナリティのない低品質なコンテンツを識別する、画期的な知見といえる。なろうテンプレはPV稼ぐために絶対外せない要素なので、改変できずごまかすことができない。
web小説はしっぽのない魚
web小説はほとんど完結せずエタる。どうせ素人だから目くじら立てることもあるまい。だが商業とかコンテストに応募する作品で、だらだら連載が続くweb小説を投稿し、しかもそれに大賞受賞させるのはいかがなものか?
しっぽのない魚を品評会に出すようなものではないか?今後はちゃんと完結した作品の投稿を求めたほうがいいと思うな。ここだけの話完結しない作品ってLLMが模倣しやすいんだよね
完結しない小説をしっぽのない魚に例えたのは理由があって、消費者はしっぽなんて見てないんだよね。小説の読者も完結しないことをあまり気にしてない。
立派な魚の頭と体ばかり見て、しっぽなんて見てないって感じ