2026年1月13日 日記
LLM小説カテゴライズ
以前LLMのレビューは評価軸とハルシネーションであてにならないと述べた。しかしGeminiのシナリオ読解のスピードが著しく、別の機能が実装可能だと思いった
なろうやカクヨムなどのweb小説サイトで、GeminiをAPIで走査し、投稿された小説をカテゴライズを依頼する機能だ
まず小説の一話目、冒頭5000文字のLLM走査を実行する。それによりこの小説のジャンル、カテゴリ、タグをGeminiに自動でつけてもらう
なぜ冒頭5000文字かというと、小説にとって冒頭は顔のような存在で、重要な情報が集中している。顔は読者にとっても最も重要な部位なので、投稿者はLLMを欺くような小細工を弄せない
そののち一話だが冒頭だかを小説の”顔”とか”頭”と定義し、編集に制限を加える。これにより投稿された小説の、より精密なカテゴライズを可能にする
このカテゴライズがなぜ重要なのかというと、投稿される小説データがあまりにも膨大すぎるためなのだ。データの数が増えるほど、相対的にカテゴライズの重要性も無限に上がり続ける
そして本丸はなろうテンプレートの隔離である。なろうは強力なスパムのような存在で、小説サイトのPVを独占し、しかも収益性も見込めなくなりつつある。PVを獲得するためのなろうテンプレがあまりにも多すぎて、サービスの品質を下げるほど深刻になっている。
IPを探している出版社側としても、すでになろうは飽和して利益が見込めない状況に陥りつつあるので、強引なトレンドの転換を行える
Geminiの創作理解の向上は著しく、将来的には冒頭走査によって、小説のクオリティやオリジナリティも推測できる。
繰り返すが小説の冒頭は、昔から人間の顔に当たる重要な部分と目され、それゆえ冒頭を読んだだけで面白いかつまらないかわかるほどだ
さらにこのGeminiAPIの導入はコストと技術的にもそれほど難しくない。小規模なサービスなら、個人開発者が実装することもできるほど容易だ
一方問題としては保守的ななろうやカクヨムの運営の認識である。2026年に入って前年比の倍の新規小説が公開されている。LLMを活用し、リワードを狙っているユーザーがそれほど多いと目される
一方運営側は投稿数が激増する弊害を認識しているか怪しい。一般の投稿者として0PVが深刻化し、googleとしては急激なページの増加によるページランク低下の懸念がある。
しかしなろうやカクヨムの運営はリワードを一時中断し、電話番号認証を導入するなどの対応はいまだ見られない。すでになろうやカクヨムは老母サイトなので、機能の改革には乗り出したくないような印象を受ける
最後になるが我々一般のユーザーとしては、Geminiの成長が著しすぎるのが注目に値する。小説作成に当たりインプット、アウトプットともGeminiがなくてはならない存在として台頭しつつある。今後はGeminiは我々末端の投稿者にとっても、太陽のような中心的存在になると思う
web小説界隈において、編集者や出版社は神に等しい存在だが、Geminiはそれになりわかるほどのポテンシャルがある。そのように私は分析している