NAVERまとめは2009年にサービス開始し、ユーザー報酬型のまとめサイトとして一世を風靡。

しかしそれから2020年9月30日に、サービスを停止し、すべての記事の公開を停止すると発表。11年の歴史に幕を閉じた。

NAVERまとめは14年にはサイト全体で月間23億PVを達成するなど大きく成長した。

しかし17年Googleがキュレーションサイト(まとめサイト)の検索順位を下げると発表。ページランクが減少し、ユーザーもまとめサイトの広告を踏まないようになり、PVの減少と収入の低下の一途をたどった

それに伴いユーザーに支払われる記事報酬も減り、記事の量と質も低下していった

しかし全ての記事の公開を停止するのは不思議。更新機能をなくし、ページを公開しているだけで、わずかな広告収入が得られる

理由はおそらく著作権や肖像権を侵害している記事の訂正が間に合わず、このまま公開し続けるのはリスクが高いと判断したと思われる

NEVERまとめは16年に、著作権侵害があれば記事を非表示にする対応に変更。18年には、無断転載されていた朝日新聞社など報道7社の写真や画像約34万件を削除した

しかしネバーのまとめ記事の質の低さは淘汰されても仕方がない。記事の信ぴょう性は差し置いて、無駄に引用と関係のない画像が多い。しかもページが細かく別れており、見ずらい事この上ない

しかもまとめ記事の都合上、全て引用で記事を作らねばならず、独自のコンテンツとはいいがたい。作った人には気の毒だが、googleにクオリティの低いサイトと評価されても仕方がない

NAVERまとめがなくなって惜しまれるかというと、そうでもない。前述のとおり見ずらい記事ばかりなので、もっと簡潔にまとめたページがあれば、まとめ記事はいらないということになる