今作は、時折現れるクリチャーをやり過ごしながら、適当に鍵とかスイッチを探しつつ、漠然とゴールを目指して進んでいく

ゲーム的な部分といえば、時折現れるクリチャーの襲来。しかし銃で撃ち殺すようなことはできず、逃げるか隠れるかしかできない。

しかしこのゲームはぶっちゃけそれだけで面白い。城の内装はすばらしいデザインとテクスチャで雰囲気ばっちりだし、音は小規模な製作チームとは思えないほど完成度が高い

コレだけよくできていると、その辺歩いているだけでも、十分怖いので、激しい戦いなどなくても手に汗握れる

薄暗い場内をちまちま歩きつつ、クリチャーにおびえがら、火口箱を探すだけで楽しいゲームなので3週もしてしまった

普通ホラーゲームというと、理不尽な難易度でびっくりさせるのが常。しかしamnesiaは真逆で、超ユーザーフレンドリーなゲームに仕上がっている

パズルは物理演算を使った直感的なものばかりで、小難しいのはない。ゲームデザインも歩いて進むだけ。難しい操作は一切不要。一度やられてしまった場合、可愛そうだからという理由でクリチャー君は退場

ゲーム自体もものすごく軽くて、intelのi-6100の内臓グラフィックでも十分プレイできてしまった