katanaにはFarm機能がある。Farmとは銀行に預金を預けるようなもの。仮想通貨のTokenをLiquidity Pool(流動性プール)に入金すると、impermanet loss(流動性損失)のリスクと引き換えに、WRON(Ripped RON)を受け取る
RONはこれからRoninのGas Feeとして徴収予定の仮想通貨
Farmに入金するには、二つの仮想通貨を1:1の割合でTokenに変換して入金する。KatanaではAXS/WETH、SLP/WETHの二種類のトークンが用意されている
すでにAXS、WETH、SLPを持っていれば、swapの必要がなく、Tokenを作るのに手数料はかからない
impermanet lossは複雑な事柄で、どこにサイトを見ても理解するのに多くの時間を必要とする。ざっくり言ってTokenの片方の通貨が暴騰するか、暴落した場合、farmから出金した時損失が発生する。
倍率 | 損失割合 |
---|---|
1 | 0% |
1.2 | 0.41% |
1.5 | 2.02% |
2 | 5.72% |
2.5 | 9.65% |
3 | 13.40% |
4 | 20.00% |
5 | 25.46% |
10 | 42.50% |
ETHの価格が、SLPの二倍の比になった場合、5.72%の損失が発生する。二つの通貨の価値の比がfarmから入れたときと変わってないなら、impermanet lossは発生しない
impermanet lossのリスクと引き換えにRONという通貨が毎日取得できる。リスクとリターンが見合うのが一番気になるだろうが、今のところRONの価格と用途が発表されていないので、リターンの計算はできない
ぶっちゃけFarmやPool、impermanet lossは難しすぎて説明できない。解説してあるサイトを見ても、意味が分からない
しかしユーザーは、RoninでRon手数料が徴収されてる日に備えて、Ronin内の余ってるSLPとETHをTokenにして、ファームに入金しているのが現状である。
すでに持っているSLPとETHをTokenにしてFarmにする場合、手数料はなく、いつでも出金でき、impermanet lossしかリスクはない。RONの獲得用に預けておくのはよい判断だろう