ジャイロカップ決勝トーナメント エンディング

ついに世界最強と呼ばれるオランダを下し、ジャイロカップを制した全日本。翼はヨーロッパ選手の質の高さに感銘を受け、世界最高のサッカーリーグ、イタリアセリエAに挑むことを決意する。

チャーリー「日本勝利!強豪オランダを下して、念願の優勝だ~~!!
翼「か・・・かった・・・」
石崎「ああ・・・」
日向「あ・・・ああ・・・」
岬「翼君・・・」
早田「世界一だ・・・」
若林「優勝だ・・・」
全員「やったァかったぞーっ!俺たちはやったんだ!!日本が優勝したんだァ!!」」チャーリー「やりました、日本代表!!年齢無制限のこの大会で世界の強豪たちを相手に堂々とした優勝を飾りました。」

ファンベルグ「翼君、優勝おめでとう!君たちが世界一だ!」
翼「ファンベルグさん、ありがとう!!オレ、あなたやピピンさんがいなければ、いつまでもアマチュアの考え方でプレイしていたかも・・・」
ファンベルグ「誰でもプロになったとき、気を引き締める。だけど、それで終わってしまうヤツが多い。頭を使わない。自分に対して甘い。そして、勝利への貪欲さが欠けている。だけど、君は違う。心、技、体、すべてプロとして恥ずかしくないレベルだ。」
翼「ファンベルクさん・・・」
ファンベルグ「今度会うときはワールドカップだな」
翼「はい!」

翼「プレイヤー君、がんばったね!キミのちからならこれからもやっていけるよ!また一緒にプレーしようね!」
チャーリー「さあ、いまウィニングランを終えて選手たちが戻ってきました。この選手たちならやってくれます。日本のワールドカップ優勝だァ!」

エピローグ

翼「さなえちゃん・・・おれ・・・」
早苗「ヨーロッパに行きたいんでしょ?」
翼「早苗ちゃん・・・」
早苗「私、翼君のためならそれがいいと思う。また寂しくなっちゃうけど・・・」
翼「ごめん、早苗ちゃん。この大会であったヨーロッパの選手の質の高さ・・・ブラジルだけじゃなく、ヨーロッパのサッカーも学んでみたいんだ。」
早苗「うん・・・」
翼「次のワールドカップは、必ずかつ。そうしたら・・・その時こそ、キミと・・・」
早苗「私待ってる。必ず待ってる。だからきっと次のワールドカップで優勝してね。翼君ならできるわ、絶対!」
翼「さなえちゃん、約束するよ!勝って君を迎えに来るよ!」

片桐「ロベルト監督。日向と若島津がイタリアのユベントスにスカウトされました。」
ロベルト「そうですか・・・すると翼と戦うことになりますね。」
片桐「日向にとっても、翼にとってもよいことです。」
ロベルト「そうですね。翼、今度お前と会うのが楽しみだ・・・がんばれよ、翼!!」

続編の覇者の称号カンピオーネでは新田はサンパウロ、日向はユベントスに移籍。翼だけはプロットが変更されたのか、マイナーチームであるレッチェに移籍した。岬はスクテッドジャパンに移籍したかと思いきや、パリに在籍している。