コマチを追って古代遺跡へ
コマチ「ここは・・・
所長「そうだ。お前の居場所だ。お前はその壁の中で古代ラビアン文字を解読し続けるのだ
コマチ「いやよ!あたしはお姉ちゃんを探すの
所長「お姉さんと二人で、わしのためにウーダノートを探してくれんかな
コマチ「いやよ!
所長「さあコマチ、おとなしく壁の中に戻りなさい
コマチ「いやよ!あんたの言うことなんて、絶対にきかない!
所長「聞き分けのない小娘だ。おじさんのいうことは素直に聞くもんだよ
コマチ「あんたバカじゃない
所長「くそ!死ねえ!
リューが所長がコマチを襲っているところに駆けつける
所長「クソ生意気な小娘が!わしのこの手で、お前の右手を切り落としてやる!
コマチ「あんたはサイテーよ!力づくで自分の思う通りにさせようなんて、クズだわ!
所長「それは間違いだ。この世は力のあるものだけが生き残る。パワーゲームだ
コマチ「あんたは死ぬわ
所長「くくく、ほざけ。さあどうなんだ?壁の中へ戻って、古代ラビアンの文化を探るのだ。そしてウーダノートの行方をつかむのだ!
リュー「お前が探しているのはこれか?
所長「おやおやこれはバウンティハンター
リュー「お前が欲しいのはこのウーダノードだろう!これをくれてやるから、その子を放せ
コマチ「あなたは?
所長「見かけによらずフェミニストのようだな。そのやさしさがそのうちお前の命取りになるぞ
リュー「大きなお世話だ。目の前で女の腕がちぎれるのを見ていられるか
所長「そうか。わしなら見て見ぬふりをする。いかなる時もどうしたら自分の特になるかを考える。それがわしを今の地位にしてくれた
リュー「お前の自慢する地位ってのは、この監獄島の所長になることか。笑わせるぜ
所長「うるさい!本来ならわしはこんな監獄島の所長などという、つまらない地位に甘んじるような生まれではないのだ。そもそもこの島は我がクルトリーゲン家の領地だった、わしはその直系の子孫なんだぞ
リュー「どいつもこいつも家系にこだわりやがって
所長「何とでもいえ!わしは絶対にクルトリーゲン家を再興する。それがわしの夢だ!さあウーダノートをよこせ!
リュー「その子からはなれろ
所長「これでどうだ
リュー「もってけ
クルトリーゲンは、ウーダノードを手に入れた!
所長「くくく・・・これさえあれば。わしはこれを長い間探していたのだ。いったいどこにあったのだ?
リュー「何言ってる。てめえの家の金庫だ
所長「何!?なぜわしんちに?信じられない・・・聞かなきゃよかった。まあいい、さらばだ。せいぜい仲よくしろ
クルトリーゲンは姿を消す
コマチ「あなたは誰?
リュー「夢見るバウンティハンターさ
コマチ「夢見る・・・そうだわ。あなたがお姉ちゃんの運命の人なのね?
リュー「何のことだ?
コマチ「私はラビアン共和国忍者予備部隊チサト・コマチよ
ジャク「ミドルネームがないところを見ると、ジュニア忍者か
コマチ「そうよ。余計なお世話よ(怒)。そんなことより話を聞いて
リュー「何だ?
コマチ「私にはコユキという姉がいるんです
リュー「あ・・・その・・・
コマチ「何か?
リュー「いや・・・続けてくれ
コマチ「コユキお姉ちゃんがこの島に来ているはずなんです。お願いです。私と一緒にお姉ちゃんを探してください。お願いです。お姉ちゃん待っててね。今お姉ちゃんの運命の人を連れて行きますから
リュー「あのー・・・
ジャク「おい、リュー。ちょっとこっちへ来い
ジャク「おいやばいぞリュー。ものすごい姉妹愛だ。本当のことを言っちゃいかん
リュー「どっどうすんだ?このままコマチとこの世にいないコユキを探し回れってのか?
ジャク「いや・・・その・・・だが・・・本当のことを言えないだろう(汗
リュー「クソどうすりゃいいんだ
ジャク「人生やり直して、あの時のコユキを助けるか?
リュー「何を馬鹿なことを言ってやがる。もっとマトモなことを言え、この偽善者
ジャク「何だと!(怒
コマチ「どうしたのですか?
リュー「いっいやちょっと待ってくれ。とっとりこんでるんだ(汗
ジャク「このまま知らんぷりしてコマチをだまし続けるか?
ここで、はい・いいえの二択になる
はいを選択した場合
リュー「あー・・・コマチ君
コマチ「なあに?あ、そうだ、あなたの名前を聞かせてください
リュー「あー・・・リっ、リンド・バークだ
コマチ「リンド・バークさん。素敵な名前ですね
リュー「いや、まあね・・・
ブルーローズが床に落ちる
コマチ「ブルーローズだわ!?
コマチ「え!?お姉ちゃん、うそ!?そんな!?おねえ・・・ちゃん・・・
コユキ「あなた・・・嘘をついたわね・・・お姉ちゃんを助けられたかもしれないのに、ほったらかしにしたでしょう!?
リュー「なっ何で知ってる!?
コマチ「お姉ちゃんは死んだわ・・・お姉ちゃんは死ぬ前にあなたのそのブルーローズに最後のメッセージを託したの。とっても弱いメッセージだった。私は・・・あなたを許せない・・・どうしてお姉ちゃんを助けてくれなかったの?
ジャク「助けられる状況じゃなかったんだ
コマチ「じゃあ、どうして私にすぐにそのことを言ってくれなかったの
リュー「いや、その・・・タイミングが・・・
コマチ「優柔不断な男は大っ嫌いよ!お姉ちゃんを返して!
コマチと戦闘。この場面でのみコマチのバトルが見れるが、HP無限で強制負けバトル。敗北すると以下のゲームオーバーメッセージ
この年の秋、ラジーンの海岸に異国の服装をした一人の少女がうちあげられた。少女は意識の戻らぬまま、外国語で意味不明のうわごとをいい、ある夜何処ともなく姿を消した。二週間後ジェイラーズ島は音信不通となり、次の新月の夜ラビアンとラジーン両国の沿岸に無数のビランが上陸した。ビランの大群という空前の大災害の前に人類滅亡は時間の問題であった。コマチの行方は誰も知らない
いいえを選択した場合
ジャク「それとも事実を話して、すっきりするか?
はいを選択
リュー「お、俺はバウンティハンターのリューヤーだ。コマチ聞いてくれ・・・
コマチ「え?なあに?
リュー「実は、君の姉さんことなんだが・・・
コマチ「姉さんのことを知ってるんですか?
リュー「お姉さんは亡くなったよ・・・
コマチ「ええ!?
リュー「許してくれ・・・監獄城の拷問室で一緒になったんだが、逃げるときに置いてきぼりにしてしまった・・・
コマチ「どうして!?
リュー「助けられたかもしれなかった・・・
コマチ「お姉ちゃん
リュー「許してくれ、コマチ・・・
コマチ「うっ・・・う・・・
リュー「・・・
コマチ「いいんです・・・覚悟はできていました・・・私たち忍者はいつかは・・・うう・・・リューヤーさん、自分を責めないでください。姉はたぶん・・・そうなる運命だったんだと思います・・・だから自分を責めないでください・・・
リュー「コマチ・・・
ジャク「・・・
リュー「俺は・・・もう一度・・・あの時に戻って、コユキを助けてやりたい・・・
このあと画面が明転して、デクスキャリバー監獄城の拷問室に入ってきたところからやり直しになる