老囚「何かお探しかね、若いの?
リュー「JLOのアンダーシティはどこだ?
老囚「しっ声が大きい。アンダーシティならその家に入りなされ
ジャク「リュー油断するな罠かもしれん。お前囚人に恨まれてるんだろ?
老囚「ブルーローズと言えば、信じてもらえるかな?
リュー「するとあんたがJLOに潜入してるっていう
建物中はアンダーシティへのエレベータになっている
アンダーシティ under-city
アンダーシティに入ると、ゴジラ囚人に道をふさがれている
囚人「こちらへ来てください
囚人に案内され、GIRL'S BARに行く。中にはリゴアテとコユキがいる
リゴアテ「リューヤー
リュー「リゴアテ
リゴアテ「もう俺たちのことは信用してくれたか?
所長「ああ。あの所長がアドゥーを化け物に変えちまったぜ
リゴアテ「もうアドゥーではない。完全にバケモノになっちまった。JLOの仲間も何人も殺された
コユキ「JLOと私たちは手を組んだわ。目的は一つ、ウーダノートよ
リゴアテ「ウーダノートにはあの化け物をあの世に送る方法が書いてある可能性が高い。ビラニウムについてのさまざまな研究報告をまとめたものなんだ
リュー「ビランにキャプチャーされたものを救う方法もな
コユキ「誰かビランにキャプチャーされたの
リュー「俺の弟だ。今港で寝てて、ひどく弱ってる
コユキ「それなのになぜウーダノートを!?
リュー「いいんだコユキ。それよりコマチは大丈夫か
コユキ「隣の建物で休んでるわ。衰弱してるけど、命に別状ない
リュー「コユキ、クルトリーゲンはラビアン文字を読めるのか?
コユキ「読めないはずよ
リュー「やつは何か企んでやがる。リゴアテ!クソ所長の場所はわかるか
リゴアテ「モニターで調べよう
モニターにクルトリーゲン所長の姿が映し出される
リュー「ヤローどこに向かっている
リゴアテ「カッパール城だ。まさかアリババ様が発見されたのか!?だとしたらヤバイ。やつはウーダノートをアリババ様に読ませるつもりだ
リュー「アリババ?誰だそりゃ
リゴアテ「俺たちのボスだ。カッパール城の秘密のアジトに隠れている
コユキ「お父さんもこの島に!?リゴアテ!その人はラビアン国の?
リゴアテ「そうだ。ラビアンのアリババだ
コユキ「お父さん!?クルトリーゲンがお父さんの所に!お父さんはなんでこんな島に・・・
リュー「おいコユキ!
コユキ姿を消す
リュー「行っちまったぜ・・・
リゴアテ「アリババさまは所長の野望を阻むため、JLOを離れ一人でウーダノートを追っておられたのだ。カッパール城の秘密のアジトで、ウーダノートの手がかりを探していたのだ。ウーダノートとビラニウムが関係あるのは知っているだろう?リュー弟を救いたければ、カッパール城に行って、アリババ様に会うんだ。ウーダノートを読めるのはあの方だけだ。いや、アリババ様にのお嬢さんなら、あのコユキさんも読めるだろうか・・・いやな予感がする。リュー、カッパール城に急ぐんだ。アリババ様を探せ
囚人に「俺のこと覚えている?JLOで通信機の前にいた囚人だよ。リゴアテ様はメカにからきし弱いから、俺がついててやらないとね
Jちゃん「僕に話しかけないでしょ・・・自分の無力さをかみしめてるんだがら・・・せっかくD計画が面白くなってきたところだったのに・・・
アンダーシティの囚人たち
囚人「ここにいるやつらはリゴアテ派Jちゃん派に分かれていたんだ。でも今はリゴアテ様のもとで一致団結してる。
囚人「非常事態が起こったんだ。クルトリーゲンが何か実験をやってとんでもない化け物を作ったらしいんだ。それが野放しになってるらしい。Jちゃんはヒステリーになっちゃって、全然頼りにならないんだ。その点はリゴアテ様は落ち着いてて、頼りがいがあるね
囚人「アリババさまは行方不明になるわ、化け物が襲ってくるわ・・・ジェイラーズ島はもうおしまいかもしれん
囚人「このアンダーシティは我々JLOが20年の月日をかけて作った街だ。いざとなれば、ここに立てこもることもできる。さすがにここまでは化け物も入っては来れないさ
囚人「ここから見渡すアンダーシティは最高よね!わたし刑期が終わっても、ここにずっと住みたいわ!
STALKER BAR(リゴアテ派酒場
囚人「ウーダの守りあらんことを。これはよくアリババ様が言っていた言葉・・・アリババ様は偉大なる騎士ウーダの末裔であられる。由緒正しき囚人なのだ。この非常事態に際して、アリババ様ならどうなさるだろうか?私にできることはなんだろうか?ウーダの守りのあらんことを・・・
囚人「近頃どうも嫌な夢を見るんだ。化け物に襲われて、アンダーシティが全滅しちまうんだ。正夢にならなきゃいいけど・・・
囚人「リゴアテ様が連れてきたあの女は誰だろう。すごい美人だなあ。ボーイフレンドとかいるんだろうなあ
アリババの日記1「私は地下鉱山で、古代ラビアン人が残した古文書を発見した。昔話が本当なら、古代ラビアン人は優しく気高い立派な人々だったはずだが、古文書を解読してそのイメージは崩れた。ビラニウムには細胞を変化させるだけなく、傷ついた細胞をいやす不思議な能力があったという。むしろその応用を研究すべきだっただろう。しかし古代ラビアン人は、ビラニウムの生物体を強化する能力のみに注目し、人体を強化・改造して、恐るべき武器を作り出したのだ。恐怖で人を脅かし、自国を守ろうとしたのだ。かつてのラビアン国は神の国ともいわれていたが、その住人は普通の人間だったのだろう
JLAR'S BAR(Jちゃん派の酒場
囚人「俺は元Jちゃん派だが、以前からリゴアテには一目置いてたんだ・・・嘘くさい?いやいやほんとだとも!リゴアテさまバンザーイ!
囚人「Jちゃん様は頭いいし、すごく強いんだけど、ピンチになると途端にヒステリーになるんだ。リーダーには向かないタイプだな
囚人「クルトリーゲンをやっつけるために、D計画というテロを準備してたんだけど、化け物騒ぎのおかがで、一時棚上げだ・・・俺は楽しみにしてたのに
杉田「秘密の通路に続く仕掛けで遊んでたら、壊れちゃったよ。どうしようまたJちゃん様にしかられるよー
クルトリーゲン研究所へ続く地下通路が利用不可
GOKEの休憩所で、コマチが部屋で横たわっている
コマチ「あなたなのね?
リュー「なんだ、俺がどうかしたか?
コマチ「あなたがお姉ちゃんの運命の人なのね・・・あたしが誘拐されてここに連れてこられる。お姉ちゃんがあたしを探しに来る・・・そしてあなたと出会う
ジャク「そしてその先はどうなる?
コマチ「それは・・・
リュー「いうな。その先は俺が決める
コマチ「お姉ちゃんを見守ってあげて
ジャク「カッパール城に行って、所長からウーダノートを取り返そう