カッパール像にはラビアン文字とラジーン文字が書いてある。ラジーン文字には”かっぱーるニ、水ヲ"と書かれている

カッパール城三階
ジョー「て、てめえ・・・それにそのトリ・・・
ジャク「俺はトリじゃない、ジャクだ
リュー「なんだ?俺を知ってるのか?
ジョー「いや知らねえ
リュー「何だよ!
ジョー「夢に出てきた。その夢の中で俺は・・・
リュー「こいつも夢か!?
ジョー「夢で俺は緑色の化け物に・・・てめえあの化け物の関係者だな。チキショー二度とあんな目にあってたまるか!
ジョーと対決。キャプチャー可能。ジョーはパラレル1で、ビランにでろでろにされてた戦士。

カッパールの巨人の頭内部は機械化されており、コユキと再会する
コユキ「遅かったわ
リュー「ブルーローズ?
コユキ「父が残したものだわ。ただこれは古いタイプだから対話通信はできない・・・残されたメッセージを聞くことしか
リュー「とにかく聞いてみよう
アリババ「私はアリババー!
コユキ「お父さん!あたしよ!
リュー「対話通信は無理なんだろう?聞くしかねえぞ
アリババ「私はクルトリーゲンに拉致された。クルトリーゲンは我がラビアンの宝である、ウーダノートを手に入れてしまった
リュー「悪かったな。俺がくれてやったのさ
コユキ「黙って聞いて
リュー「ハイハイ
アリババ「クルトリーゲンはウーダノートを私に解読させようとした。私にラビアン文字が読めるからだ。確かに私は読めた。だが私はその内容をクルトリーゲンに伝えることを拒否した。どんな痛めつけられても言わなかった
コユキ「ウーダノートの内容なんて、教えてやればいいのに・・・
アリババ「私の命はもう長くないだろう。ビラニウムから生まれし、邪悪な怪物の生贄として、クルトリーゲンは私を選んだのだ。私の命などはくれてやろう。だが怪物の息の根だけは止めなければならない。この世界を古代ラビアンの二の舞にはしたくない。それが私の罪滅ぼしだ。ここにウーダノートの内容を伝えよう。これを知り実行すれば、すべてのビラニウムの呪縛は消えるだろう・・・怪物も消える
リュー「いいぞ教えてくれ!弟も救えるぞ
アリババ「古代ラビアン騎士、ウーダの魂が宿る、カッパール像・ゴルドバ像・シルバス像を蘇らせるのだ。そして、それぞれが持つリングに秘密があるのだ。そのリングの秘密とは・・・ああ、だめだ!これ以上私には言えない!
リュー「おいおい、どういうことだ?言えないってそりゃねえぜ
コユキ「お父さん死なないで!今助けに行きます!

アリババの日記2「古文書の解読が進み、新たな事実が明らかになった。古代ラビアン人がビラニウムから、作り出した武器の正体だ。古文書に記されたその名は、今の言葉にすれば”オープンエンド可変性能特殊任務ライフサイクル」であった。ラビアンの文字でその頭文字をとれば、それは”ビラーノ”と発音されただろう。おとぎ話のビランは、きっとこのビラーノの恐怖がもとになったに違いない。人体にビラニウムが作用して誕生したビラーノは、他の生物を吸収して、その外見や能力を自分のものにし、無限に進化し続けるという。それはいったいだけ作られたが、コントロールをはなれ、見境なしに殺戮を始めたため、何らかの方法で撃破された。しかしビラーノは完全に滅んだわけではなく、どこか人の手の届かない場所で休眠状態に入ったらしい。古文書によれば、ビラーノの生活周期は、ほうき星の周期と同じであり、ビランが再び活動するのは、ほうき星が空にかかる時であろうと予言されている。今しも、悪魔の星と呼ばれるほうき星が接近しつつある。いやな予感がする・・・

部屋の中のスイッチは、よく見るとコユキという文字があるので、それを順番に踏む。仕掛けが作動し、巨人の頭だけが宙に浮かぶ

リュー「うおっ!どうなってんだ!へっ部屋が動いてるぜ!
ジャク「きっとアリババが脱出用にコツコツと作っていたに違いない!
リュー「なっなんか怖いぞ!!揺れが激しすぎる!!
ジャク「まだ未完成なのかもしれない!リュー!踏ん張れ!
リューとジャクを乗せた頭は、カッパール像の泉の真上で静止する
リュー「ふう・・・止まったぜ
ジャク「リュー!下をを見ろ!池だ!ここからカッパール像を池に落とせば
リュー「カッパールに水をか・・・アリババさんよ。恩に着るぜ
ジャク「リュー!先にカッパール像を下に落とそう!
カッパール像を泉に投げ落とす
カッパール「私を呼び覚ましたのは誰だ?
カッパール像を追い、水中に入るリュー
カッパール「そなたがカッパーリングを受け継ぐべき、真の勇士か否か確かめさせてもらう。そなたの相手を務めるのは、カッパーリングの守り手、カッパールです。
カッパール像と戦闘。キャプチャー可。カッパーリングを入手。不自然に冷たい奇妙な指輪
ジャク「東の方のゴルドバ城を探そう。ゴルドバリングを手に入れるんだ