ジェイラーズ監獄の入り口の落書き”便りがないのが、良い便り”
ポンノの酒場
所長「どこにいるかと思ったら、ずいぶん楽しんでるようですな。
リュー「いや・・・何しろ今日は所長のバースデーだそうで
所長「全くこのめでたい日に厄介ごとは困るんだが
ジャク「何かあったんですか?
所長「いやね、実は恥ずかしい話だが、この島の囚人たちの一部がね、テロ計画を進めているらしくてね
リュー「テロ?
所長「その組織に実は模範囚まで加わっていたことが明らかになった
ジャク「模範囚までが?
リュー「で、所長それがどうしたっていうんですか?
所長「うむ。つい今しがたなんだが、アドゥーというその裏切り模範囚が、キルバレーに逃走したんだ
所長「そこで相談なんだが、一人で一個師団並みの戦闘力を持つというバウンティハンターの君にね、そのアドゥーを捕らえてほしいんだ
リュー「おれに?
所長「君しか頼るものがいないんだ。このままアドゥーを逃してしまうと、いつこの島で内部でテロ攻撃が始まるか、わかったもんじゃない。
所長「ああそうそう。さっきの話のウーダーノートってやつだがね・・・ちょっと気になることがあってね、まあ君がアドゥーを捕らえたころには思い出してるかもしれん。では頼んだぞリュー
ジャク「やっぱりあの所長ウーダノートのこと知ってやがった・・・人の足元見やがって。ここはおとなしく言うことを聞くしかない。非常口からキルバレーに行こう。
ジャク「囚人が脱走しないようにキルバレーにはいろいろ手段がこうしてあるそうだ。非常に厳しいが、今の俺たちにはそれしかない
ダンク「へっへっへ。所長様の頼み事だ。せいぜい頑張るんだな
ブッチ「おめえがビランを倒したリューヤー・・・いやリューヤーさんかい。ありがとう感謝するぜ。あれはお袋の仇だったんだ、俺がもっと強かったら、俺の手でビランを殺したかった・・・
ブッチ「なあリューさんよ、俺の妹と結婚しねえか?なかなか美人だぜ?鼻がツンと上向いてさ
警備「キルバレー?正門のわきの梯子を下りて、非常口の向こうだ。お前酔っぱらってるのか?あんな危険な場所に何の用だ?
囚人「そこのジェイシティ非常口はいつもガッチリとカギがかかっていたんだ。でも今はその通りさ(扉が開いている)。誰もそこから逃げないのは、その先が地獄の入り口だと知っているからさ。囚人を絶対逃がさないため罠や危険動物でいっぱいなんだ。今まで誰も帰ってきたやつはいない、と言われている。だからついた名前がキルバレー。つまり殺しの・・・えーとなんだっけ?まあいいや。その非常口を模範囚で清掃係のアドゥーが無理やりこじ開けて通って行ったんだ。いったいどこへ行こうというやら。あいつがあんな力持ちとは知らなかったな・・・