一人で密会場所に向かうアドュー
アドュー「あれえ武器ブローカーのやつまだきてねえな
アドュー「くそ、いつまで待たせる気だ。武器を持ってアジトに戻らなきゃ、リゴアテ様に怒られちゃうよ
アドュー「おそいぞ!・・・おっ!お前が、武器ブローカーか?
オリビア「そうよ女は武器ブローカーをやっちゃダメなのかしら?
アドゥー「いやそういうわけじゃ・・・
オリビア「そんなことよりビラニウムを持ってきた?
アドゥー「ああ持ってきたよ
ジェイラーズ島港へ入港するリュー
ジャク「とにかく所長に事情を話して、ウーダノートについて聞いてみよう。人の命がかかってるんだ、所長も協力してくれるだろう
リュー「・・・いや、俺の夢の中では所長は相当のワルだったぜ。そう簡単に事は運ばねえな
ジャク「お前は物事を悪いほうに考えがちだな
リュー「物事はたいてい悪いほうに転ぶもんだ。行くぜ
所長「君がリューヤーか。私がクルトリーゲン所長だ。お近づきのしるしに、握手をしようではないか
リュー「悪手はしない主義だ
所長「それはそれは・・・まあいい。それにしても大変な目にあったな。けがはないのか?
ジャク「実はけが人が一人いるんだ。ビランにキャプチャーされて死にかけてる
所長「それは大変だ、すぐに手当てをしなくては
リュー「医者ではだめだ。クルトリーゲン所長、ウーダーノートのことをしっているか?
所長「うっウーダーノート!?・・・さあ、なんのことだね?
リュー「そうか、いやいいんだ
所長「とにかくけが人は港の医務室に運んでおこう。それと終身刑モンスターのザムライの身柄もこちらで引き取る。とにかくご苦労だった
所長「そうそう。リューとやら。実はね今日は私の誕生日でね。街中でお祭り騒ぎをして、お祝いをしてくれているんだ。まあ楽しんでいってくれたまえ
ジャク「なんだあの所長?ウーダノートって言ったら顔色が変わったぜ。要チェックだな
船員「あんたも面会人か?こんな辛気臭い島も今日だけはちょっとだけマシだな。けどよさっき警備隊のやつらがなんかヒソヒソ言ってたぜ。いまいちノリがわるいんだよなーこの島は・・・
主婦「あんたさまがビランを倒してくだすった方ですだね!あんた様がやってくださらねば、面会どころじゃなかったって聞きましただ。おかげさまで息子に会うことができやす。本当にありがとうごぜいやす
医務室に運び込まれた弟のルーク。そばには怪しい中国人騙りをする医者が付き添っている
ルーク「ううう・・・
リュー「ルーク負けるんじゃねえぞ。必ず助けてやるからな。お前のソードパワーを借りてくぜ
ルークの腕からソードパワーを抜き取るリュー
ジャク「おいリュー。武器は忘れずに装備しろよ
医者「はっきり言って状態よくない。細胞活性が0.002ポイントしかない。こんなんで生きてる人世界初ネ
ジャク「いやな世界初だな
リュー「頼むぜ先生、こいつには帰りを待ってる恋人がいるんだ
医者「この人死んだら研究できないネ。研究のためなら何でもするヨ。ヒッヒッヒ
医者「研究は楽しいネ。ハナウタでちゃうヨ。フンフンフフフン。研究はー楽しいネー
警備室
ドンメル「最強最悪の殺戮生物ビラン死すか・・・。よくやってくれたリューヤー。これで世の中は昨日よりは少し良くなる。大きな声じゃ言えないが、所長の誕生日なんかより、そっちのほうがずっとめでたい。本当によくやってくれた
警備「所長!お誕生日おめでとうございます!
警備「所長!お誕生日おめでとうございます!
警備「所長!明けましておめでとうございます!
所長「やあやあ諸君!ありがとうありがとう!サンキューベリマッチ!
ポンノの酒場に行った後、警備のセリフが辛辣になる
警備「なんで所長は45にもなって、誕生日があんなにも嬉しいんだろうな。まあ本人がいいならいいけど・・・
警備「本当にいいのかな、こんなにノンビリしていて・・・囚人組織の動きが怪しいってのに・・・おっと!これは秘密だった。大体所長が囚人を無理やり鉱山で働かせるから、囚人が怒るんだ・・・おっとこれも秘密だった
警備「所長が誕生日を祝うのは・・・ひょっとしたら本当に、囚人たちのことを思ってのことかもしれない・・・いやそんはずないか